18歳で大学などへ行くために親元より離れて暮らすというのが、アメリカ人の一般的な独立のしかたです。それを機に学費は出すけど自分の生活費は、自分で稼ぐということを強いられます。それでバイトをしながら学業にいそしむわけです。
このように、アメリカではほとんどの子供たちは自分の力で稼いで生活できるようにと、小さいうちから、お手伝いをしたらおこずかいをあげる方法で家庭教育が施されます。
この方法が良いのかどうかは議論する余地があると思いますが、結果18歳で独立時にある程度家事がこなせ、金銭感覚もきちんと身についているのでしたら言うことなしなのかもしれません。お子さんへのお手伝い教育、あなたはどう考えますか?
この方法が良いのかどうかは議論する余地があると思いますが、結果18歳で独立時にある程度家事がこなせ、金銭感覚もきちんと身についているのでしたら言うことなしなのかもしれません。お子さんへのお手伝い教育、あなたはどう考えますか?
日本の子供たちの親からの独立は何歳なの?
日本の大学生は家を離れてもほとんどが親がかり、つまり1人暮らしや寮に入るなど親元から離れても毎月の仕送りはしっかりともらう…。いわば大学生の特権のようにも思えます。
最近こんな話を聞きました。ある女子大生のお嬢さんが優秀でアメリカに留学してきました。英語もうまく頭が良い、容姿も淡麗、素敵なお嬢さんです。
ですが驚いたことに日本人なのにご飯の炊き方がわからない、また、掃除のしかたがわからないなど、とにかく家事に関することが一切できない!
ホームステイ先のアメリカ人のホストマザーがあきれて、私に聞いてきました。「一体、日本人は何歳から親から独立できるの?」と…。
張の本人に聞くと、勉強をしていればそれで親は満足し、女性として覚えるべき家庭的なことは一切教えられずにきた、また彼女自身も家事などは親まかせだったので気にしなかったとか…。
親元を離れても何もできないのでは、本当の独立とは言えないのでは…と考えさせられました。あなたのお子さんはどうでしょうか?
お手伝いアプリがアメリカで人気
画像:ChoreMonsterはお手伝いアプリ、スタンダードはフリーで使用できます!
アメリカでこんな育児情報の記事が出ていました。子供に家族の一員としての役割を与えることは、家族というソサイエティーを学ぶ最良の方法だということらしいのです。
たとえば、家庭の仕事に携わり貢献できた時、子供たちは責任を果たしたこと、人のために働いた満足感、また自分はできるのだという達成感を学ぶことができます。
そして母親、父親の家事にかかわることが軽減されストレス解放にもつながるので、子供たちはそれを見て喜びます。世相を反映してか、小学校以上のお子さんにはポイント式のお手伝いが人気です。
アメリカではお手伝い専用アプリも登場しました。ChoreMonster(チョアモンスター)というアプリです。ポイント達成時のリワードを設定して、お手伝いをさせてポイントを貯めていくというアプリです。可愛いモンスターの絵で子供の心をしっかとつかんでいるとか…。
ChoreMonster https://www.choremonster.com/
ポイント制のお手伝いは功を奏するやり方!?
家事を仕事として与え、そのかわりにリワード(おこずかいなど)を与えるということも子供たちのモチベーションがあがり、とても良いということで実践している友人がいました。この方法、私は賛成です。
たとえばこんな感じです。2人の小学生の男の子を持つ友人は冷蔵庫の前に表をはりました。この兄弟に毎月家事の仕事を与え、し終わるとシールを貼っていく、そのシールが10個たまると100円のおこずかいをあげるというポイント形式です。
また、自分から仕事を見つけ自ら率先してやったら2倍ポイントなどの特典を設けました。兄弟は競うように率先してお手伝いをしてくれたらしいです。
子供の年齢によっては仕事の与え方やリワードを考えないといけませんが、子供たちはシールを集めたり、ポイントを集めるということをゲーム感覚で楽しめるので効果があったといいます。楽しみながら家事のお手伝いができるのっていいですよね。
年齢に合わせたお手伝いタスク
大人が思っている以上に子どもたちは多くの異なる方法で家事を手伝いすることができます。
子供たちがゲームや外で遊ぶ前にお手伝いをまずさせる、それがすんだら遊んでいいという許可を出すなど、入学前の子供たちには、おこずかいではなく遊びのリワードを与えるなど、月齢にあったお手伝いのしかたを与えてみるといいでしょう。
下記は小学校低学年以下のその年齢に合ったお手伝いタスクがありましたのでご紹介します。 参考にしてみてください。
2~3歳児
- おもちゃや本を拾う。片付ける
- 洋服フックに服を着る
- 食事時にテーブルの上にランチョンマットやスプーンなどを置く
4~5歳児
- テーブルに食事を運ぶ
- 簡単な食事の準備を手伝う
- 洗濯物をたたむ
- スーパーで買った食品を冷蔵庫へ入れる
- 洗濯物を干すのを手伝う
6~8歳児
- 観葉植物や庭の植木に水をあげる
- ペットにエサや水を与える
- 庭の掃除の手伝い
- バスルームなどの水回りをきれいにする
- キッチン台を拭くなどきれいにする
- 洗濯全般の手伝い
- 床掃除
- 洗った食器などの片づけ
- 掃除機かけ
- ゴミだし
- 料理の手伝い
子供に手伝ってもらった時…
子供に身近な家事のお手伝いをしてもらう、最初はうまくできなくても決して怒ってはいけません。最初は親も忍耐が必要です!そして徐々に子供が仕事をうまくこなすことができた時、大いに褒めてあげましょう。
将来の仕事に対する責任や取り組みの初歩を学ぶことができた証だからです。
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http://josei-bigaku.jp/lifestyle/kodomojiritu77620/
─情報元:美容ブログ [女性の美学]サイト様─