2013年8月20日火曜日

2億円の泥臭い教訓、僕が実体験から学んだスタートアップ成功の秘訣

南場智子さんの「不恰好経営」が日本で大きな反響を呼んでいる一方、アメリカでは、ある起業家のベンチャー経営の「失敗」に関する記事が話題をさらっている。
2億円もの失敗を経て学んだ教訓、ということで、確かな重みのあるリアルなアドバイスとなっている。著者のPablo Fuentesに翻訳許可をもらったので、ご紹介したい。

僕に意見を求めるな!

過去にいくつもの失敗を繰り返してきた僕だが、たまに起業の相談を受けることがある。
そんな時、一番困る相談内容がこれだ。
相談者「今○○ってサービスを考えているんだけど、君はどう思う?」
僕「僕は君のサービスのターゲットユーザーなのかい?」
相談者「いや、そうではないけれど、君の意見も聞いておきたいんだ。」
僕「もし僕が君のターゲットユーザーじゃないなら、君は僕の意見なんて求めるは必要ないよ。僕じゃなくてユーザーの声を聞いてきな。あと、早くCross-10を実践するといいよ。」

Cross-10を実践せよ

「Cross-10って何?」
そう思った方もいることだろう。
Cross-10とは、「早めに製品化し、自分の商品・サービスを10人に売ってみる」というスタートアップの手法である。10人にすら売れないものは、1億人に売れる商品・サービスには絶対になり得ない。その場合、さっさと商品・サービスの開発を止めるべきだろう。
早めに見切りをつけること以外にも、この手法にはメリットがある。買ってくれた10人のリアルユーザーからフィードバックを得ることで、その商品・サービスの課題が見つけ、早めに改善策を立てることができるのだ。
「早めに製品化し、顧客のフィードバックを取り入れ、改善していく」
リーン・スタートアップの普及もあって、このコンセプト自体は理論として受け入れられつつある。
しかし、その実情はどうだろう?
僕の経験上、20人に1人の起業家しかこれを実践していないのが現状である。
延々と売れもしない商品・サービスを開発し、時間とお金を無駄にしないように、このCross-10アプローチだけは絶対に実践して欲しい。

...続きはこちら >>
http://innova-jp.com/blog/entreprenuer/2-million-lesson-startup/
─情報元:イノーバ・ブログサイト様─