薄着になる夏は、ムダ毛が気になる季節。そもそも日本は脱毛に対するニーズが非常に高い国なのだとか。
「近年は10代後半から脱毛を始める人も少なくありません。すでにお手入れ済みのお母さんが娘さんと一緒に来院するケースも多いです」
そう教えてくれたのは、M&Mスキンケアクリニックの副院長である今野みどり先生。脱毛需要は一般的に薄着になる6~7月がもっとも高いが、昨今は年間を通して増加傾向にあるという。脱毛の最新事情や意外に知らない脱毛の基礎知識について、今野先生に聞いた。
そもそも、永久脱毛という言葉を誤解している人も多いのではないだろうか? 今野先生によれば、「永久脱毛をしても、1本も生えてこないというわけではないです」
理由は、「毛周期」と呼ばれる毛の生えかわりのサイクルがあるからだ。
体の毛は部位ごとの周期に従って、成長期・退行期・休止期を繰り返している。もちろん、すべての毛が同時期に同じ状態にあるわけではなく、髪にしろ、ワキにしろ、さまざまな状態の毛が入り混じった状態だ。
そして一般的な脱毛処理は、おもに成長期の毛に対してのみ効果を発揮し、休止期の毛は反応が薄い。つまり、処理のタイミングで休止期だった毛は、その後改めて成長期を迎えると生えてきてしまうのだ。
毛周期や休止期の毛の割合は部位によって違う。たとえば頭皮なら、休止期の毛は約15%。休止期の期間は3~4ヶ月で、成長期は2~6年と長め。一方、ワキの場合は、約70%の毛が休止期で、サイクルは休止期3ヶ月、成長期4ヶ月と短い。また、ひざ下なども休止期の毛が約80%と多く、休止期は24週、成長期は16週ほどだ。
「永久脱毛とは、自然の毛周期より長い期間、一定量の毛が生えてこないことを指します」
と今野先生。米国電気脱毛協会では、「最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下」と定義しているが、あくまで完全脱毛ではないのだ。
それでも脱毛の施術の回数が進むと、毛の再生速度が遅くなったり、色素が薄くなったり、直径も細くなるなど美容的ベネフィットが見られることが多い。
また、脱毛部位の毛穴が縮み、目立たなくなってくるという。
近ごろは脱毛の手段も多彩だ。医療機関(クリニック)での施術なら、鍼脱毛(電気脱毛)やレーザー脱毛がポピュラー。電気脱毛の場合、痛みはあるものの、効果が高いのがメリット。一方、美容サロンでの光脱毛は、頻回に通うことになりがちだが、コストを安くおさえられる場合が多い。
自宅で気軽にできるホームケアへのニーズも相変わらず高い。最近は家庭用の脱毛器や除毛後の肌の手入れをするための光美容器も進化しており、9月上旬にはフィリップスが光美容器「ルメア」の発売を開始する。2010年の発売以来、ヨーロッパで売り上げ実績ナンバーワン(出典:ユーロモニター2010-2013金額シェア)を誇る人気アイテムで、わずか2回(※)で除毛後の肌がなめらかに感じられるのが特長だという。
脱毛への関心が高まるにつれ、その選択肢もますます広がっているようだ。
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1376035361182.html
─情報元:Excite Bit コネタサイト様─
「近年は10代後半から脱毛を始める人も少なくありません。すでにお手入れ済みのお母さんが娘さんと一緒に来院するケースも多いです」
そう教えてくれたのは、M&Mスキンケアクリニックの副院長である今野みどり先生。脱毛需要は一般的に薄着になる6~7月がもっとも高いが、昨今は年間を通して増加傾向にあるという。脱毛の最新事情や意外に知らない脱毛の基礎知識について、今野先生に聞いた。
そもそも、永久脱毛という言葉を誤解している人も多いのではないだろうか? 今野先生によれば、「永久脱毛をしても、1本も生えてこないというわけではないです」
理由は、「毛周期」と呼ばれる毛の生えかわりのサイクルがあるからだ。
体の毛は部位ごとの周期に従って、成長期・退行期・休止期を繰り返している。もちろん、すべての毛が同時期に同じ状態にあるわけではなく、髪にしろ、ワキにしろ、さまざまな状態の毛が入り混じった状態だ。
そして一般的な脱毛処理は、おもに成長期の毛に対してのみ効果を発揮し、休止期の毛は反応が薄い。つまり、処理のタイミングで休止期だった毛は、その後改めて成長期を迎えると生えてきてしまうのだ。
毛周期や休止期の毛の割合は部位によって違う。たとえば頭皮なら、休止期の毛は約15%。休止期の期間は3~4ヶ月で、成長期は2~6年と長め。一方、ワキの場合は、約70%の毛が休止期で、サイクルは休止期3ヶ月、成長期4ヶ月と短い。また、ひざ下なども休止期の毛が約80%と多く、休止期は24週、成長期は16週ほどだ。
「永久脱毛とは、自然の毛周期より長い期間、一定量の毛が生えてこないことを指します」
と今野先生。米国電気脱毛協会では、「最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下」と定義しているが、あくまで完全脱毛ではないのだ。
それでも脱毛の施術の回数が進むと、毛の再生速度が遅くなったり、色素が薄くなったり、直径も細くなるなど美容的ベネフィットが見られることが多い。
また、脱毛部位の毛穴が縮み、目立たなくなってくるという。
近ごろは脱毛の手段も多彩だ。医療機関(クリニック)での施術なら、鍼脱毛(電気脱毛)やレーザー脱毛がポピュラー。電気脱毛の場合、痛みはあるものの、効果が高いのがメリット。一方、美容サロンでの光脱毛は、頻回に通うことになりがちだが、コストを安くおさえられる場合が多い。
自宅で気軽にできるホームケアへのニーズも相変わらず高い。最近は家庭用の脱毛器や除毛後の肌の手入れをするための光美容器も進化しており、9月上旬にはフィリップスが光美容器「ルメア」の発売を開始する。2010年の発売以来、ヨーロッパで売り上げ実績ナンバーワン(出典:ユーロモニター2010-2013金額シェア)を誇る人気アイテムで、わずか2回(※)で除毛後の肌がなめらかに感じられるのが特長だという。
脱毛への関心が高まるにつれ、その選択肢もますます広がっているようだ。
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1376035361182.html
─情報元:Excite Bit コネタサイト様─