2013年10月15日火曜日

あなたが痩せないのは脳が疲れているせい?

食べ物がおいしい“食欲の秋”は、ダイエットにも最適な季節。
エクササイズ、ヨガ、ジョギング、耳つぼ、食事制限にダイエット食品。テレビや雑誌では常に新しいダイエットが紹介され続けています。
ただし、どんなダイエットにも共通して一番難しいことがありますよね? それは…そう、「継続」させること! なぜダイエットが続かないのか? その原因は「脳の疲れ」にありました。
「最初はやる気があったんだけど、だんだん面倒になってきちゃって…」
「食生活をヘルシー路線に変えたものの、ストレスがたまった反動でドカ食いしちゃった」
こんな挫折パターン、ダイエット経験者なら誰しも心当たりがあるのでは?
多くの人は「私の意志が弱いから続かなかった」と思い込んでいますが、そうではありません。真の原因はあなたの脳が過度にストレスを抱えている、「脳疲労」の状態にあるからなのです。
「脳疲労」とは何か? 
それを知る前に、肥満が引き起こされるメカニズムを知っておきましょう。
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【肥満は起きる仕組み】

過剰なストレス(仕事の疲れ、対人関係の悩みなど)

脳の働きが鈍くなる(脳疲労)

五感異常(食べても満腹感がなかなか得られない)

過食、偏った味付けの食べ物を好むなど嗜好異常

肥満
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摂取カロリーが消費カロリーより多いから脂肪になる、という理屈はあくまで表面的な話。
仕事の悩み、人間関係のわずらわしさといった不安やストレスが脳に過剰にたまると「脳疲労」という状態になります。脳疲労になると、五感、とくに味覚が正常に働かなくなってしまい、無性に脂っこいものや甘いもの、濃厚な味付けのものを食べたくなるのだそう。また、満腹感も得られにくくなるため、必要以上に食べすぎてしまうのだとか。

確かに、「ストレスがたまってドカ食い!」のときって、野菜や果物のようなヘルシーな食べ物は手に取らないですよね? 濃厚なスイーツ(高カロリー!)やこってり味のスナック菓子を無意識に選んでいるのでは? 「食べすぎてしまう」根本的な原因は、脳疲労にあったということはおわかりいただけたでしょうか。

では脳疲労をとりのぞき、肥満を解消するためにはどうすればいいのか?

脳疲労と肥満の関係を解き明かした第一人者、九州大学名誉教授の藤野武彦先生は、著書『脳の疲れをとれば、病気が治る!』で肥満解消のための3原則を次のように述べています。

●健康にいいことでも、嫌いなことはしなくてOK
野菜が嫌いであれば、無理に食べなくてもいい。運動が嫌いであれば、無理にしなくてもいい。無理やりノルマとして課すと、脳疲労が進んでしまう。

●健康に悪くてもやめられないことは、とりあえずそのままでもOK
タバコやアルコールは身体にいいものではありませんが、その人にとっては日常のストレス解消になっているケースが多い。無理な禁酒・禁煙はより大きなマイナス効果に。

●健康によくて、自分が好きなことをひとつでもいいから始める
おすすめは1日1回、好きなものを時間をかけてたっぷりと食べる「快食」。メニューは健康によい和食がベターだが、最初のうちは好きな献立を好きなだけどうぞ。食事は楽しいものと心から感じられるようになるのが肝心です。

揚げ物はNG、炭水化物は控えめにといった禁止事項は一切なし。間食も我慢しなくてOK。食事に「快」を感じられるようになると脳疲労が解消して、脳の働きが正常化する。その結果、一ヶ月もすれば無意識のうちにカロリーの高い食事を避けたり、腹八分目で済むようになるそうです。

常識破りの「脳疲労解消ダイエット」、これまで数々のダイエットに挫折してきた人は、騙されたと思ってまずは実践してみては?

http://news.livedoor.com/article/detail/8148827/
─情報元:(独女通信) - Peachy[ピーチィ]サイト様─