巨大で創造性を必要とするプロジェクトを目の前にすると、誰だっておじけづくものです。顧客から依頼された挑戦的な仕事。上司から任された大きな仕事。創造的なサイドプロジェクト(本の執筆、作曲、映画製作、ウェブサイト構築)...。これらは巨大なモノリスのように立ちはだかり、あなたを圧倒します。
ところが、どんな大きなプロジェクトでも、気軽に「遊び感覚」で始めれば不思議なことが起こります。あれほど圧倒的だった恐怖のイメージが消えてしまうのです。
「ちょっとやってみるだけ」と言い聞かせる
「千里の道も一歩から」という有名な言葉があります。千里(約4000キロ)を歩くなんて、想像しただけでゲンナリします。しかし、千里の道を一瞬で歩く必要などありません。今この瞬間にやるべきなのは、次の一歩を踏み出すことだけです。一歩一歩と進むうち、調子も出てきて、歩くのが楽しくなってきます。流れる風景や人々との出会いを楽しめている自分に気づくでしょう。
私自身、いま取り組んでいる新しい本の執筆作業に、このちょっとした仕掛けを使っています。
2、3カ月前、執筆用ソフトに新規ファイルを作成し、章見出しを並べてみました。最初のうちは見出しを並べ変えたり書き換えたりして遊んでいました。そのうちアイデアが浮かぶと、該当の章に軽くメモを書き込みます。最近では毎朝ファイルを開き、目次を眺めたり、短いメモをあちこち書き込んだりしています。
これは、本当に小さな積み重ねです。私は、いつも自分に言い聞かせています。ちょっとメモするだけだ、プレッシャーを感じる必要はないのだと。
(ここまで書いた文字数は1万2000ワード。でも、まだ本論には至っていません。あくまで"遊んで"いるだけなので、抵抗感もなければ先延ばしにしたい欲求もありません。ただ楽しい時間が過ぎていくだけです)
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http://www.lifehacker.jp/2013/10/131026start_small_why_tinkerers_get.html
─情報元:ライフハッカー[日本版]サイト様─