ネットワーク接続型の学習リモコン「iRemocon」を販売するグラモは、iOS向けの「iRemocon2アプリ」に、GPSと連動して家電を自動制御する機能を搭載したと発表した。「自宅近くの駅に着いたことを検知して自動的に自宅のエアコンを動作させる」といったことが可能になる。2013年12月17日から順次アップデートを始める予定。
iRemoconは、赤外線リモコンに対応した家電を遠隔操作できるリモコン装置。様々なリモコンの赤外線コードを学習できる。iOS/Androidに対応したスマートフォン向けのアプリが提供されており、スマホアプリから家電を操作できるようになる。外部からでもネットワーク経由でiRemoconにアクセスできるため、外出先からスマホで家電を操作することも可能だ。
グラモによると、GPSを利用した家電制御のサービスを一般向けに提供するのは世界初だという（赤外線を利用する一般向け家電制御制御装置として）。ユーザーがiRemocon2アプリをインストールしたiPhoneを持ち歩くことで、アプリがGPSでエリアを検知する。設定したエリアに入ったり出たりした場合、同社のiRemoconサーバーを経由して自宅のiRemoconに指示が送られ、iRemoconに設定した家電を制御する。
利用例としては「自宅の近くになったら自動的に自宅の照明を点灯させる」「自宅エリアから離れたら、自動的に照明やエアコンをオフにするよう設定することで切り忘れを防ぐ」といったことが考えられるという。
今回、この機能を搭載したのはiOSアプリのみ。Androidアプリも今後、対応する予定という。
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─情報元：ITproサイト様─
