乾いた冬の必需品、加湿器。最近は電気を使う1台に加え、自然気化タイプもエコでおしゃれで値段も手ごろと求める人が増えている。
電気は不要でサイズはコンパクト、水さえ注げば準備は完了。乾燥が気になるいま、自然気化タイプの加湿器が相次いで登場している。
独自のフィルターが水を吸い上げ、吸い上げた水が蒸発して加湿すると、自然気化タイプの仕組みはいたって単純だ。しかし、メリットは意外と多い。電源を探すことなく、どこにでも設置できる。音もしない。また置き場所の湿度の状況に合わせて、勝手に蒸発して加湿するので手間いらず。加えて価格も手ごろで、デザインもしゃれていることから、多くの人が購入してしまうようだ。
溝を施した特殊繊維製の付属フィルターを台紙から切り取り、蛇腹に折ってセットすれば小さな森と動物が出現するのは「うるおいAnimal ちいさな森(1,680円、トレイ、ウォーターボトル、フィルターのセット、ウサギ・エルク・オオカミの全3タイプ/積水樹脂・本社:大阪府大阪市、東京本社:東京都港区)」。ちょっとしたジオラマとなり、また脇に差し込み使うウォーターボトルの水が気泡を立てながら減ってゆく様は潤いを感じさせるなど、視覚面でも楽しませてくれる商品だ。サイズは高さ17×幅15×奥行約5.5センチ。
http://www.sekisui-uruoi.jp/index.html
また、本業は乾燥には敏感で細心の注意が必要な楽器を取り扱う宮地商会(本社:東京都千代田区)が求めた理想の加湿器も、やはり自然気化タイプだった。そして、同社自らが開発したのが「ルームミスト」だ。例えば「ルームミスト・モイスカード(1,890円、トレイ、フイルターのセット)」はトレイに水を入れ、カードタイプで揚水力に富んだ不織布製フィルターを並べて使う。家庭、オフィスのどちらでも使えることを前提としているため、どこに置いても邪魔にならない大きさ(高さ約16×幅14.7×奥行約9.1センチ)と、フィルターも落ち着いたデザインを採用している。
http://roommist.jp/
その外見はかつての2つ折の携帯電話にそっくりだ。そして開くと、まるで飛び出す絵本のように蛇腹状のフィルターが開くのが「ちょこっとオアシスプラス(1,260円/ミクニ・本社:東京都千代田区)」。内蔵のスライドタンクに水を注いで使用するこちらは、モバイル型の自然気化タイプ加湿器だ。いま時分の旅や出張などに持参すれば、移動中の交通機関や宿泊先の保湿対策にも活用できる。小さいながらも、頼もしい存在となりそうだ。サイズは長さ15.2×幅7.2×高さ3.2センチ(閉じた状態)、重さは100グラム(乾燥重量)。
http://www.mikuni-consumer.jp/products/cyokkotooasis_towerPot.html
水さえ欠かさなければ、24時間黙々と仕事をこなす自然気化タイプの加湿器。暖房にエアコンが使われる場所も多い現代においては、冬のマストアイテムになっていくかもしれない。
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http://news.livedoor.com/article/detail/8491551/
─情報元:MONEYzineサイト様─