米シカゴ大学の研究チームによる最新の調査結果によると、アメリカでよく知られている6つの医療的陰謀説に関して、成人の49%が少なくとも1つを信じていることがわかった。これは約2人に1人という計算になる。
6つの医療的陰謀説は、日本でも良く知られている以下のものである。
■アメリカで良く知られている6つの医療的陰謀説■
①製薬業界との癒着により、FDA(アメリカ食品医薬品局)は代替医療が広まらないようにしている。
②携帯電話、スマートフォン、無線通信などはガンを引き起こすが大企業との癒着で保健当局が放置している。
③CIAは予防接種を装ってアフリカ系アメリカ人をHIVに感染させている。
④遺伝子組み換え食品普及の世界的な取り組みは、人口を減らすための秘密プログラムの一部である。
⑤ワクチン接種が精神疾患の原因になることを知りつつ、医師や政府は子供への接種を続けている。
⑥水道水へのフッ素化合物添加は、化学工業の副産物処分のために行われている。
調査は1351名を対象にオンラインで実施された。半数以上が信じていなかったのはHIVの話だけで、あとは信じると答えた人とどちらともいえないと答えた人の合計が過半数となっている。
代替医療の話は37%が信じており、携帯電話とワクチン接種の話はそれぞれ5人に1人、約20%の人が信じていた。そして69%の人がワクチン接種についての陰謀論について聞いたことがあると答えた。また、44%はワクチンの陰謀説を信じていないと答えた。
研究を主導したシカゴ大学のJ. エリック・オリバー教授は、一般の人にとって医学に関する情報は難しく、論文を直接読むのも難解なため、明快な陰謀論を信じる人が多いのではないかと推測している。
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─情報元:カラパイアサイト様─