レッドブルやモンスター・エナジー、ロックスターなど、海外で人気のエナジードリンクが続々と日本進出を果たしているが、こういったドリンクとアルコールを混ぜた飲み物は、通常のアルコール飲料よりも健康に害をもたらす危険性がアップするそうだ。
豪大学の調査によると、エナジードリンクとウォッカなどを混ぜた飲み物は、ハードリカーをストレートで飲んだり、ソフトドリンクと割って飲むのと比べて、激しい動悸に襲われる確率が6倍も高まるそう。また、不眠症や震え、イライラを引き起こす確率も4倍に増えるという。これは、エナジードリンクに多量に含まれているカフェインのせいだと考えられる。
また同調査の結果、エナジードリンクとアルコールを混ぜると、眠くなったり、舌が回らなくなったり、千鳥足になったりする酔ったとき特有のサインが見られなくなり、「酔っ払っている」と感じづらくなることも判明。むしろ、カフェインの影響で目が冴え、話すスピードも速くなるなどするため、実際は酔っているのにそれに気付かずに飲酒運転やケンカをするなど、正しい判断ができなくなることがあるという。
エナジードリンクとアルコールをミックスして飲むときは、これらのリスクを踏まえて楽しんでもらいたい。
─情報元:IRORIOサイト様─