暖かくなり、季節もいよいよ春を感じられる様になりましたね。環境も一新し、新しく爽やかな気分で日々を過ごされている方も多いのではないでしょうか。
しかし、この季節、寒い所から急に暖かくなったり、雨上がりで暖かくなると起こる悩みが、『花粉症』です。花粉症には多くの方が悩まれているのではないでしょうか。
花粉症は、実は突然やってきます！「私は花粉症じゃないから～」と思っているあなた！他人事では無いかも知れませんよ！
私は元々花粉症持ちではなかったのですが、ある時を境にしてから目のかゆみが出始め、鼻のムズムズ感、くしゃみ、のどのかゆみなど・・・本当にツライですよね。
なんとか対策はないものなのか！という気持ちは、花粉症をお持ちの方全ての方が考えてらしている事だと思います。
ここでは『花粉症』について、その仕組みと具体的な対策・出来る行動についてお伝えしていきたいと思います。
花粉症は突然来る？
そもそも、花粉症とは、どうしてなるのでしょうか？
花粉症になってしまうメカニズムは、人が元々持っている身体の仕組みにあります。よく、「コップ」に例えて表現されますが、実は、生まれついて花粉症を持っている人はいないのです。
花粉症になる仕組み
人の身体には、花粉症が起こるか起こらないかのラインがあります。コップの様なイメージです。そこに花粉が溜まっていき、あるラインを突破して溢れてしまうと、「くしゃみ」や「かゆみ」といった、花粉症の症状が起こってしまいます。
人の身体には、身体の中に入ってくる有害な成分を外に排出する「抗体」を作る組織の働きがあります。花粉は外から身体に入ってくる外的な要因ですので、身体は「有害な成分」とみなしています。
身体の中に入ってくると、身体の働きで、段々と花粉に対する抗体(IgE抗体)が作られていきます。抗体が充分な量に達すると、今度は身体に入ってきた花粉と反応して、くしゃみや鼻水といった症状を起こさせる化学物質(ヒスタミン、ロイコトリエンなど)の働きが起こります。
そうすると、くしゃみや鼻水といった、身体の中に入ってきた「有害な成分を外に出す」という事が起こります。花粉症の辛い症状は、本来は身体が持つ防衛反応だったのですね。
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─情報元：健康生活サイト様─
