2014年6月11日水曜日

「体臭が気になって仕事に支障」…6割 スメルハラスメント 30~40代男性も注意

 化粧品メーカーが社会人を対象に実施した意識調査で、体臭が原因で仕事に支障を来したことがある人が6割に上った。周囲に不快感を与えてしまう「スメル(臭い)ハラスメント」(スメハラ)という言葉も登場。専門家は「自分の臭いには気づきにくいため注意が必要」と話している。

 調査は5月、25~49歳の働く男女1117人を対象に化粧品大手のマンダムが実施。「体臭が気になって仕事に集中できないことがあるか」との質問では58・9%が「ある」と回答。中には、体臭から身を守るため、書類を積み上げて壁を作り“自衛”する人も。

 「職場で最も指摘しにくい身だしなみは何か」との問いでは、46・4%が「体臭」と答えた。他人の体臭については、93・1%が「指摘しにくい」と回答する一方、64・7%の人が「自分が臭っていたら指摘してほしい」と回答した。

 「臭う人」への評価は低く、42・1%の人が「ビジネスマンとして一緒に仕事したくない」と回答した。

 最近の研究では、50歳以降に本格化する「加齢臭」とは別に、30~40代の働き盛りの男性が不快な臭いを発していることも分かった。マンダムの担当者は「スメハラで女性社員が総務部や人事部に苦情を寄せるケースもある」と話す。

 東北大大学院の坂井信之准教授(応用心理学)は「臭いは非常に感情と深く結びついている。臭ったときに、まず自分(が発生源)と思えば気づきやすくなる」と指摘している。

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─情報元: (産経新聞) - Yahoo!ニュースサイト様─