もしもあなたが不眠症で困っているならば、睡眠導入剤を服用するよりも、つまらないプレゼンを聞くことをオススメします。それくらい、残念なプレゼンは眠くなる要素が満載です。
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http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1406/04/news021.html
─情報元:誠 Biz.IDサイト様─
つまらない、眠くなる、興味がそそられない――このようなプレゼンに共通するのは何でしょうか?
- 情報量が多すぎて、ポイントが分からない
- 話している内容が、何に役立つのか分からない
- 具体的な実施方法や成功のイメージが湧かない
- 想定どおり、あるいはそれ以下の提案でインパクトがない
- 個人的に感情が動かされない
- 前向きにアクションしたいと思えない
このように感じたプレゼンを最後まで聞き続けるのは苦痛です。問題点は、次の3つに集約できます。
- 「分かりづらい」(ポイント、論拠、筋道が理解できない)
- 「具体的でない」(実施方法、実現可能性、期待効果があいまい)
- 「面白くない」(感動がない、意外性がない)
つまり、「分かりやすく」「具体的で」「面白い」プレゼンができれば大成功間違いなし。見込み顧客への営業であれば、あなたの提案を受け入れて商品を購入してくれるでしょう。上司への業務カイゼンの提案であれば、積極的に実施するための許可をくれるでしょう。さまざまなシーンであなたの意見が受け入れられるようになるはずです。
残念なプレゼンを作る人はこういう人
「残念なプレゼン」をする人には、2つの共通した傾向があるようです。まず、プレゼンすることが決まると、いきなり資料を作成し始める人。PowerPointやWordを立ち上げて、「さて、どのようなスライドを作ろうか?」と画面に見入ってしまう人です。
これでは「どのような提案を聞き手に対して行うか」ということよりも、「どれだけ素晴らしいスライドが用意できるか、どうすればプレゼンが魅力的に見えるか」ということに関心が集中してしまいます。
確かにプレゼンは準備が大切です。しかし、プレゼンはスライドを作ることや、巧みな話術で聞き手を魅了することが目的ではありません。あくまでも中身が勝負。それを十分検討せずに、資料の見た目やスピーチの良し悪しだけでカバーしようとしても無理です。
「残念なプレゼン」をする人のもう1つの傾向は、「自分」、つまり話し手の視点で提案すること。聞き手の一番知りたいポイントは無視され、話し手の得意なことが提案の大部分を占める傾向があります。この手の人は話が長いのも特徴です。「頭が良いと思われたい」「プレゼンがうまいと思われたい」――自分をかっこよく見せようと考えすぎると、プレゼンは上すべりします。
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