2014年6月13日金曜日

残念なプレゼンは、なぜ眠くなるのか?

もしもあなたが不眠症で困っているならば、睡眠導入剤を服用するよりも、つまらないプレゼンを聞くことをオススメします。それくらい、残念なプレゼンは眠くなる要素が満載です。

 つまらない、眠くなる、興味がそそられない――このようなプレゼンに共通するのは何でしょうか?
  • 情報量が多すぎて、ポイントが分からない
  • 話している内容が、何に役立つのか分からない
  • 具体的な実施方法や成功のイメージが湧かない
  • 想定どおり、あるいはそれ以下の提案でインパクトがない
  • 個人的に感情が動かされない
  • 前向きにアクションしたいと思えない
 このように感じたプレゼンを最後まで聞き続けるのは苦痛です。問題点は、次の3つに集約できます。
  1. 「分かりづらい」(ポイント、論拠、筋道が理解できない)
  2. 「具体的でない」(実施方法、実現可能性、期待効果があいまい)
  3. 「面白くない」(感動がない、意外性がない)
 つまり、「分かりやすく」「具体的で」「面白い」プレゼンができれば大成功間違いなし。見込み顧客への営業であれば、あなたの提案を受け入れて商品を購入してくれるでしょう。上司への業務カイゼンの提案であれば、積極的に実施するための許可をくれるでしょう。さまざまなシーンであなたの意見が受け入れられるようになるはずです。
残念なプレゼン眠くなるつまらいプレゼンにありがちな要素

残念なプレゼンを作る人はこういう人

 「残念なプレゼン」をする人には、2つの共通した傾向があるようです。まず、プレゼンすることが決まると、いきなり資料を作成し始める人。PowerPointやWordを立ち上げて、「さて、どのようなスライドを作ろうか?」と画面に見入ってしまう人です。
 これでは「どのような提案を聞き手に対して行うか」ということよりも、「どれだけ素晴らしいスライドが用意できるか、どうすればプレゼンが魅力的に見えるか」ということに関心が集中してしまいます。
残念なプレゼン残念なプレゼンにありがちなスライド枚数ばかりが多くて、成果の出ないパターン
 確かにプレゼンは準備が大切です。しかし、プレゼンはスライドを作ることや、巧みな話術で聞き手を魅了することが目的ではありません。あくまでも中身が勝負。それを十分検討せずに、資料の見た目やスピーチの良し悪しだけでカバーしようとしても無理です。
 「残念なプレゼン」をする人のもう1つの傾向は、「自分」、つまり話し手の視点で提案すること。聞き手の一番知りたいポイントは無視され、話し手の得意なことが提案の大部分を占める傾向があります。この手の人は話が長いのも特徴です。「頭が良いと思われたい」「プレゼンがうまいと思われたい」――自分をかっこよく見せようと考えすぎると、プレゼンは上すべりします。

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─情報元:誠 Biz.IDサイト様─