2014年7月16日水曜日

【海外:アメリカ】面会に訪れたパパ、誤って刑務所に収容される

 服役中の息子の面会に訪れた父が、手違いでセキュリティ万全の刑務所に収監され、32時間拘束された。

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(画像:Mirror)

先週土曜日、男性はいつものように、シカゴにあるクック・カントリー刑務所を訪れた。男性は毎週、ここに収監されている息子へ面会に来ていた。

だがこの日、男性が刑務所を訪れると、看守から、
「息子さんは部屋を移動しましたよ。」
と告げられ、廊下の突当りにある部屋に連れてこられた。

そこが新しい面会室だと思った男性は、促されるままに部屋の中に入った。男性の後ろで、鉄のドアが閉められ、カギが掛けられた。
男性はそこで、息子が連れて来られるのを我慢強く2時間も待った。

しかし、男性が連れて来られて来た部屋は、実はまだ改装中で、最も暴力的な服役囚へ面会に訪れる人々専門の面会室になる予定の部屋だった

そこで2時間待った男性は、どうやらここは面会室ではなく、間違った部屋に連れてこられたに違いないと、さすがに気が付いた。

しかし、看守に声を掛けようにも、そこはまだ改装中の部屋だったため、見回りに訪れる看守もおらず、男性と廊下の間には頑丈な鉄のドアが立ちふさがっており、どうすることもできなかった

さらに最悪なことに、面会者名簿の中に、サインをして退出していない人物がいることに、誰も気が付かなかった。

男性は助けを求めて壁を叩き、叫び続けた。
部屋に入れられてから32時間が経過した月曜日の朝、男性はある一つの解決方法を思い付いた―部屋にあった火災報知器を鳴らすことにしたのだ

男性の計画は成功し、すぐに消防隊と刑務所関係者が部屋に駆けつけた。

ようやく男性は救出され、幸いにして、怪我は壁を掻きむしった時に負った親指の傷だけだった。

「なぜこのようなことが起こったのか、現在原因を究明チュです。いくつかのミスが重なって起こってしまったことは明らかです。」
と、刑務所のボスは述べている。

男性は、また今週も息子に面会に行くのだろうか?


http://www.terrafor.net/news_s6FjFAAnBO_220.html
─情報元:日刊テラフォーサイト様─