2025年7月14日月曜日

ACF管理画面でプレースホルダーを使って入力案内を表示する方法


 ACFの管理画面(投稿やカスタム投稿の編集画面)において、「ふりがな」フィールドに対して補助的な説明文を表示したい場合、default_value(初期値)を使うと、編集者がその値を毎回削除しなければならず、入力の手間となってしまいます。

このようなケースでは、**「プレースホルダー(placeholder)」**を活用するのが有効です。
プレースホルダーは、入力欄に何も入力されていないときにグレーの文字で表示され、ユーザーが文字を入力すると自動的に消えるため、案内的な文言を表示するのに最適です。

例えば、「ふりがな」フィールドに「ひらがな入力(一覧表示の順番に影響が出ます)」という説明文を表示したい場合は、以下のように設定します:

  • フィールドタイプ:テキスト(またはテキストエリア)

  • Placeholder(プレースホルダー)欄に
     👉 ひらがな入力(一覧表示の順番に影響が出ます) と記入

  • Default Value(初期値)欄は空欄のままにしておく

このように設定することで、編集画面上にはプレースホルダーとして文言が表示され、編集者は毎回削除する必要がなく、スムーズに入力できます。また、プレースホルダーは入力補助のための表示であり、実際のデータとして保存されることはないため、公開ページ側にも一切表示されません

■もしコードでプレースホルダーを追加したい場合(カスタム)

function add_placeholder_to_furigana( $field ) {

    if ( $field['name'] === 'furigana' ) {

        $field['placeholder'] = 'ひらがな入力(一覧表示の順番に影響が出ます)';

    }

    return $field;

}

add_filter('acf/load_field/name=furigana', 'add_placeholder_to_furigana');