毎日毎日、来る日も来る日も向かう相手はパソコンの画面。これが自分の好みの女性ならばやる気も出るというものですが、無味乾燥なパソコンモニター相手に頑張りを発揮し続けるのはなかなか難しいですよね。
とはいえ仕事ですので、嫌でもなんでも一日中パソコンに張り付いていないといけないことだってあります。システムエンジニアやプログラマーなど、それこそ一日中パソコンの前から離れられない職業の人にとって、腰痛は一種の職業病ですよね。
腰痛は放置しておいて良くなることはありません。早め早めに手を打つことが大切です。そこで、腰痛に悩まなくて良いように、疲れない姿勢を作るためのアイテムをご紹介させていただきます。
モニターアーム
パソコンを使っていて腰痛になる。その原因の最たるものというのは、要するに姿勢が悪いことなのです。とはいえ、これまで何年、もしかすると何十年も姿勢が悪かったのに、いきなり綺麗な姿勢が手に入る訳がありません。ビシッと背筋を伸ばしてみても、気がつけばいつの間にか机に肘をついてだらしなく仕事をしていたりするものです。
そこでおすすめしたいのが、モニターアームです。職場の規定でどうしても使えないという場合は別ですが、もし使っても良いという職場ならぜひともモニターアームを導入しましょう。
パソコン作業で姿勢が悪くなるのは、椅子か机の高さが合っていない、座り方が悪い、という原因以外にモニターの位置と高さが合っていない、という場合があるのです。モニターの位置が低かったり遠かったりすると、見にくいのでどうしても前傾になりますよね。これが姿勢が悪くなり、腰痛が発症する原因なのです。
ですので、モニターアームを使ってモニターの方を自分の体に近づけてあげれば、自然と前傾姿勢にならなくなるという訳です。
腰に当てるクッション
大抵の職場では、パソコンデスクにOAチェアという組み合わせで仕事をしますよね。デスクやチェアの高さ、サイズが自分に合っていないからと勝手に買い替えたりすることはできません。
そういう時は、椅子に装着することのできる腰サポートクッションを使いましょう。人間の背骨というのは、一番綺麗な状態ではS字のカーブを描いています。この時腰の部分は軽く反っているのが正しい状態なのです。
しかし、椅子に深く腰掛けて背もたれに体重を預けていたり、逆に椅子に浅めに座って前傾姿勢を取っていたりすると、この腰の部分がS字で無くなってしまいます。
そのために腰や背骨に負荷がかかり、腰痛へと発展する訳です。理屈ではそうとは分かっていても、働いている間ずっと腰を逸らして背骨を綺麗なS字にしていなさい、というのは無理な話ですよね。ですから、こうしたクッションが効果的なのです。
腰をサポートする系統のクッションは、ゴムバンドなどで椅子に取り付けることができます。自分の腰に丁度当たるようにセットし、椅子に座ってみるとあら不思議。背もたれの腰の部分が盛り上がっているので、普通に背もたれによりかかるだけで腰のカーブを作ることができるのです。
クッションがない状態ですと、ついつい背もたれにくっつくまで腰を背もたれに押し付けてしまいますよね。物理的に腰にS字を描かせることができるので、その分正しい姿勢を作りやすくなります。
このクッションの良いところは、とにかく環境を選ばないことです。例え転属になったり出向することになったりしても、とりあえずクッションだけ持っていけば新しい職場の椅子に取り付けることができます。更に、椅子自体をどうこうするものでもないので、上司から睨まれる心配もありません。
どうせ毎日座る椅子なのですから、こうしたアイテムを使い、許される範囲内で工夫をして腰痛対策をするのが賢いやり方なのです。
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─情報元:MEN人(メンジン)サイト様─