2014年10月27日月曜日

若干わかった気になっているAppleの新機能「Handoff」の使い方をおさらい


Handoffは、Mac OS X YosemiteとiOS 8それぞれを搭載したデバイスを連携させる、Appleの新機能です。この機能を使えば、あるデバイスで作業していたことを、別のデバイスで続けられるようになります。例えば、iPhoneで電子メールを書いていて、やっぱりキーボードを使いたくなったら、続きはMacで書けば良いのです。では、そのための設定方法と使い方を紹介しましょう。

YosemiteでHandoffを有効にする


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実際にHandoffを使い始める前に、すべてがうまくいくように、いくつかの設定をする必要があります。また、お使いのMacがHandoffに対応していることも必要です。

「システム環境設定」を開きます(「アップルメニュー」または「アプリケーション」から)

「Bluetooth」を「入」にします

「一般」を開きます

「このMacとiCloudデバイス間でのHandoffを許可」のチェックボックスにチェックを入れます
Yosemiteの側では、これで準備完了です。次に、iOSデバイス側の設定に移りましょう。

iOSでHandoffを有効にする


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Handoffを使うには、iOSの側でもいくつかの設定変更が必要です。

「設定」アプリを開きます

「Wi-Fi」をオンにします

「Bluetooth」をオンにします

「一般」>「Handoffと候補のApp」で、Handoffをオンにします
iOSデバイスが、先ほどのMacと同じWi-Fiネットワークにつながっていれば、これでHandoffが使えるようになるはずです。なお、iOSデバイスとMacをBluetoothでペアリングする必要はありません。ただ単に、双方のBluetoothをオンにするだけでつながります。

Handoffの使い方


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設定がすべて終わったら、さっそくHandoffを使ってみましょう。現時点では、メール、Safari、カレンダーなど、限られたApple純正アプリにしか対応していませんが、それはともかく、使い方はとてもシンプルです。

MacからiOSデバイスへの送信

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MacからiOSデバイスに何かを送信するには、まずHandoff対応のアプリをMac側で立ち上げ、作業を始めます。そしてiOS側で同じアプリを開くわけですが、まずはロック画面を見てみましょう。そのアプリのアイコンが出ているはずです。スワイプして、そのアプリを開きます。

iOSデバイスからMacへの送信

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iOSデバイスで作業しているものをMacで開く場合は、iOSデバイスで直前まで使っていたアプリケーションのアイコンがMacのDockに現れます。そのアイコンをクリックして開けば、作業を再開できます。
同様に、iOSデバイスに電話がかかってきた場合も、Mac側に通知が表示されます。その通知の「応答」ボタンをクリックすればMacから応答できるほか、プルダウンメニューで、一定時間後に「通知」するよう選択することもできます。

http://news.livedoor.com/article/detail/9383527/
─情報元:ライフハッカー[日本版]サイト様─