数多くの担当番組を抱える人気放送作家・鈴木おさむ(42)。2002年に森三中の大島美幸(34)と交際0日で結婚し、現在妊活休業中の彼女を献身的に支える良き夫として知る方も多いだろう。業界屈指の売れっ子作家として有名な彼だが、今、担当する番組がことごとく視聴率低迷の憂き目に遭っているという。
「深夜帯は仕方ないにしても、ゴールデンタイムの番組でひとケタを連発している。もちろん、最近ではゴールデンだからといって視聴率が見込める時代ではないのでしょうが、それにしても、この現状は彼のキャリアに傷がつくことは間違いない」(テレビ局関係者)
19歳で放送作家としてデビューして以来23年。これまで、『夢がMORIMORI』(フジテレビ系)や『ほこ×たて』(同)、『¥マネーの虎』(日本テレビ系)、恋愛企画『未来日記』が映画化されるなどムーブメントを巻き起こした『ウンナンのホントコ!』(TBS系)など、類いまれなる才能とバイタリティで、局にとらわれることなくヒット番組を作り上げてきた彼に一体何が起きているのだろうか。
たとえば、16日の日曜夜8時に放送された、TBSが誇るブリッ子アナウンサー・田中みな実のフリー転身後初のレギュラー番組として注目を集めている『ニュースな晩餐会』(フジテレビ系)は6.2%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)。対する裏番組の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)は約3倍の18.7%を記録し、『イッテQ』の主力メンバーであった妻の大島は現在妊活中のため出演をしていないものの、事実上の夫婦対決は、夫側が見るも無残な惨敗を喫している。
また、『ニュースな〜』の直後に放送されている『オモクリ監督 〜O-Creator's TV show〜』(フジテレビ系)は、千原ジュニア(40)、バカリズム(38)、劇団ひとり(37)、さらにはビートたけし(67)といった錚々たるメンバーを揃えながらも5.3%と低迷。同枠は、以前リリー・フランキー(51)と山岸舞彩(27)が司会を務めながら、6月8日に2.1%という超低視聴率を叩き、半年間で打ち切りとなったトーク番組が放送されていたことも記憶に新しい。それに比べれば面目を保っていると言えるものの、放送初回にジュニアが放った「これ短命ですよ〜」という自虐的な言葉は早くも現実味を帯びてきている。
さらには、これまで人気だった長寿番組にも賞味期限の足音が忍び寄っている。
17日月曜夜7時に放送された『もしものシミュレーションバラエティお試しかっ!』は7.4%で、その直後の『クイズプレゼンバラエティQさま!!』(共にもテレビ朝日系)も8.9%と、全盛期には10%台後半を連発していた人気番組が低調を続ける。ほかにも、川柳クイズで人気を博した『ペケポン』(フジテレビ系)が7日の放送で7.4%を記録するなど、数字の不振は止まらない。
「ラジオやテレビを含め、鈴木の担当番組数を数えると合わせて32本。彼はこの本業のほかに雑誌の連載、本の執筆、舞台のプロデュースなどをこなし、超多忙な生活を送っている。来春公開予定の、園子温がメガホンを握り、綾野剛、山田孝之、沢尻エリカ、伊勢谷友介という豪華俳優陣が出演する映画『新宿スワン』の脚本も手がけているほどです」(芸能ライター)
ここまでハードワークな日々を過ごしていたら、1本あたりの番組に携わる時間や、つぎ込む情熱が薄まるのは当然で、視聴率も自ずと低下するのは目に見えている。業界内には「また、鈴木おさむの番組かよ」と揶揄する"アンチ鈴木派"も少なからずおり、彼の担当番組は今後淘汰されていく可能性もある。
「彼のバイタリティは他の作家にはないもの。場を明るく仕切り、会議を盛り上げていく術はさすが。時に、勢いと巧みな弁舌で乗り切って、彼が去ったあと『どういうことだったんたろう?』と狐につままれたような顔をしている制作スタッフもいるほど(笑)。いずれにしても番組のかじ取り役として鈴木おさむは必要不可欠な存在なんです」(放送作家)
彼を超える作家がいないこともあるだろうが、こうして視聴率の不調を続けても、鈴木おさむの天下は続きそうだ。
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