2015年2月19日木曜日

ハッカー集団アノニマスが攻撃開始 イスラム国はどうなる?

 世界一のハッカー集団がイスラム国に“攻撃宣言”だ。

 国際的ハッカー集団の「アノニマス」が11日までにネット上で動画を公開し、イスラム国に関連するSNSのアカウントにサイバー攻撃を仕掛け、機能不全に陥らせたと宣言した。ツイッターのアカウント約800件、フェイスブック12件、電子メールアドレス50件超を攻撃し、多くは閲覧できない状態になっているようだ。



 動画では、「イスラム国と名乗るテロリストたちは、イスラム教徒ではない。おまえたちに危害を加え、身元を公開する。ネット上でおまえたちにとって安全な場所はない」と宣言している。

 アノニマスは数千~数万人の集団といわれ、人種、国籍もさまざまだ。12年には、日本の財務省や自民党の公式サイトに攻撃を仕掛け、サーバーダウンさせている。これまで、北朝鮮や中国政府、米国政府にも攻撃を仕掛けているが、なぜイスラム国にケンカを売ったのか。

「彼らは『情報の自由な流通を阻害する相手』を敵視します。自民党も中国政府も米国政府も同じ理由で狙われた。イスラム国も支配地域で少数民族を弾圧し、情報の発信を規制しています。そこに反感を覚えたのでしょう。SNSを攻撃すれば、イスラム国は世界各国から兵士をリクルートすることも困難になります。作戦計画や要人の潜伏先などが暴露されれば、有志連合に“標的”をさらすようなもの。致命的なダメージを与える可能性もあるのです」(ITジャーナリストの井上トシユキ氏)

 イスラム国は、米軍より厄介な相手を敵にしてしまった。

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─情報元:日刊ゲンダイサイト様─