そこで今回は、文部科学省のハンドブックを参考に、できれば避けたいNGな子育て方法をご紹介したいと思います。
■1：抱きぐせを気にして、抱きしめてあげない
子どもを抱き過ぎると抱きぐせが付く……年配世代にはそう考える方が多いようです。そうした“おじいちゃん、おばあちゃん”の影響で子どもが泣いていても無条件で抱きしめてあげない親御さんもいるようですが、その考えは正しくないという見方も。
子どもは一人では生きていけない存在で、怖さや不安を毎日のなかで感じています。その子どもを抱きしめてあげる時間が少ないと、子どもに安心感が生まれないとの話も……。
親が泣いている子どもを放置すれば、子どもの親に対する信頼感も低くなります。親が信じられなければ、社会をも怖い場所だと感じるようになってしまいます。
そうした不安や怖さを感じながら育った子どもは、しつけの段階に入ると親の命令に素直に従わないようになることも……子どもの立場になって考えれば、信頼できない親の命令など確かに聞きたくないですよね？
素直で聞き分けのいい子どもに育てるための鍵は、抱きしめる時間の多さにあるようです。忙しくて子どもと触れ合う時間が少ないというお母さんであっても、寝ている子どもを抱き締めて一緒に眠るだけでも違うかもしれませんね。
■2：小学校に上がったからと、自分からスキンシップを控えてしまう
子どもが小学校に上がり、日に日に成長していくと、抱きしめる時間も自然に減ってしまうはず。
しかし、子どもが小学生になったとしても、悲しい顔をしていれば抱きしめてあげたいですし、何かを不安に感じていれば思い切り抱きしめて話を聞いてあげた方がいいそうなのです。
そのうち4年生あたりを過ぎれば、子どもも自然に逃げてしまうはずです。言い換えれば、自然に子どもは“抱きぐせ”から卒業していくので、わざわざ親の方から制限する必要はないのですね。
以上、わが子を聞き分けの悪い、わがままな子どもに育てかねない親のNG習慣をまとめましたが、いかがでしたか？
どんなに忙しくても、抱きしめようと思えば今すぐにでも抱きしめられるはずです。特に理由がなくても両手を広げて、子どもを懐に受け止めてあげたいですね。
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─情報元：WooRis（ウーリス）サイト様─
