2015年5月28日木曜日

マジ切れ5秒前! 怒りの炎を鎮め、正気を保つ方法

誰でも怒ることはありますが、超人ハルクばりに爆発する癖がある人は、人間関係やキャリアにダメージが及ぶ可能性があります。そうならないように、できるだけ冷静さを保つ方法を身につけておきましょう。

反応する前に立ち止まる


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何をするにも、まずはブレーキを踏むことです。冷静さを保つには、ひと呼吸置いてから反応することが効果的。それから、ブレーキを踏んだ後の行動も大事です。全員に役立つ方法はありませんが、まずは基本を見ていきましょう。


  1. 10数える:声に出しても出さなくてもかまいません。クールダウンして、いま自分がいる場所を確かめましょう。
  2. 状況を把握する:状況を把握するための質問を自問します。その状況はコントロール可能か? 自分の怒りに油を注いだのは誤解ではなかったか? 次に進む前に、自分の行き先を知っておきましょう。
  3. タイムアウト:ちょっとその場を離れます。今ははらわたが煮えくり返っている状態なので、火からおろして冷まします。
  4. 深呼吸2回:心拍数を下げ、脳に酸素を送ります。心理学者のCarlos Cotoはサイト「Pick the Brain」において、「4×4呼吸法」を提案しています。4秒かけて吸い、4秒息を止めて、4秒かけて吐く。気持ちが落ち着くまでこれを繰り返します。

我慢なんてありえないという人は、ポケットの中にいじれる何かを入れておくのが効果的です。小石やコイン、ペンなど、なんでも構いません。それをお守りだと思い、我慢の限界が近づいたら、それに手を伸ばしましょう。『Power of Patience』の著者、Mary Jane Ryanさんは、そうすることで怒りの勢いを殺すことができると言います。

イライラし始めたら、ポケットからそれを出して、別のポケットに移します。これでイライラのサイクルが中断され、冷静さを取り戻すチャンスになるのです。

これにより、あなたは心のギアを入れ替え、モノの取り扱いに集中しなければならなくなります。そして自分を意識できるようになり、考え直す時間が得られ、正気に戻ることができます。まるで映画『インセプション』のトーテム(登場人物たちが夢の世界を行き来しているとき、今いる場所が夢なのか現実なのか判断するための道具)のように、最初はバカバカしく感じるかもしれませんが、やってみるとこれが非常に効果的です。怒りを鎮める鍵は、心を脱線させることなのです。

怒っている自分を想像して、他人からどう見えるかを考える


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第三者の視点から状況を見ることは、課題解決の常套手段。これは、周りが見えなくなってしまったときにも有効です。怒りがこみ上げてきたとき、視野狭窄な状態では考えが狭まってしまい、怒ることしかできなくなります。
「Mind Tools」のCaroline Smithさんは、実際に怒ってしまう前に、怒っている自分の姿を想像することを勧めています。

怒っている自分を想像すれば、違う観点で状況を見ることができます。たとえば、同僚に怒鳴りそうになったとき、怒鳴ってしまった自分を想像してみてください。顔は赤い? 手を振り回している? そんな人と一緒に働きたい? きっと答えはNOでしょう。

イライラの元凶だけでなく、他人からどう見られるかも気にした方がいいでしょう。特に仕事場ではなおさらです。怒っている自分を想像するなんて直感に反するかもしれませんが、そうすることで怒ることがバカバカしくなり、後悔するような行為を自制できるのです。



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http://www.lifehacker.jp/2015/05/150525_control_your_temper.html
─情報元:ライフハッカー[日本版]サイト様─