2015年7月24日金曜日

子供の目を守る!視力が急速に発達する時期の正しい過ごし方

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ほんの数年前までは、親子の生活に身近な電子機器と言えばテレビやパソコン、携帯電話。それらとどう付き合っていくかが、子育て中のママにとっての関心事でした。
泣き止まない赤ちゃんにテレビの画面を見せるとピタッと泣き止むとか、携帯を持たせておくとぐずらないとかという理由で、それらを度々見せてしまっているというママもいるのではないでしょうか。

子供のコミュニケーション能力の発達における危惧や視力低下の心配から、「テレビの視聴時間をどの程度にすればいいのか?」といった内容の議論が中心になっていると思います。
ですがスマートフォンやタブレットの登場で、現代はまさに、「目からの刺激」の多い電子機器を避けては通れない時代となりました。このような電子機器は子供の目にどのような影響があるのか配ですよね。
子供の目を守るためには一体どうしたらいいのでしょうか?

視力について~視力は3歳でほぼ大人と同じように見える!

生まれたばかりの赤ちゃんの視力はおよそ0.02ほど。形をはっきり認識することはできませんが、明暗の認識→色の認識→形の認識という順に少しずつ認識ができるようになります。
そして生後6か月頃になると視力は0.1ほどになり、だんだんと焦点が合うように。その後視力は生後1歳頃までに急速に発達して立体視が可能となり、奥行きや自分との距離感がつかめるようになります。
視力は3歳で0.8~1.0。この頃には大人と同じように見えるようになっています。

子供の視力は6歳までの目の使い方が大きく影響します

私自身、成長期のころから近視で、それ以降はコンタクトレンズと眼鏡を併用しています。
そんな私にとっては、視力検査も眼科もあまりいい思い出があるとは言えず、視力検査と言えば、検査をした時点で目がいいと「見える」、目が悪いと「見えない」ということをただ検査するためのもののように感じていました。
けれど、自分が母親になってから偶然行った眼科で、子供の視力は日々の見るという訓練を通してだんだん発達し、そして完成するものだということを知った時、視力についての認識が変わりました。
子供の視力が発達する時期に、物がクリアに「見える」状態にしてやらなければ「見る」能力が育たない、そして6歳までの時期の目の使い方がその後の人生に大きな影響を与える大切な時期なのだそうです。
これらのことは子育て中ママたちに、もっともっと広く知られていくべきではないかと思います。我が子が6歳を過ぎてしまってから初めて知って、「もっと早くに知っておきたかった!」と後悔しても遅いのですから…。

両眼の視力の差に注目!「両眼視機能」を獲得できない場合も…

また、両眼の視力に差があったり、斜視があったりすると十分な両眼視機能(両眼で見たもの(入ってきた情報)を脳で一つにまとめる機能)を獲得できないままになってしまうことがあります。
この両眼視の働きによって私たちは、物を立体的に見ることができ奥行や物との距離を認識できるようになるのです。
両眼視機能が働かないと、一時期流行った3Dの絵本で絵が飛び出して見えたり、3Dテレビやニンテンドー3DSにおいても立体的に認識することができないというわけです。


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─情報元:MARCH(マーチ)サイト様─