2015年7月3日金曜日

スキニージーンズでEDに? 長時間しゃがむと足の感覚麻痺

 ピタピタのスリムスーツをさっそうと着こなしている若手社員を見て、「オレも真似してみるか」なんてオジサンは、およしなさい。「ED」になる危険もある。

 タイトなスキニージーンズを着用してしゃがんだ姿勢をとり続けると、健康を損ねる恐れがある――オーストラリアの医師らが執筆したそんな研究論文が23日、英医学誌「神経学・神経外科学・精神医学ジャーナル」に掲載された。

 見た目は格好いいが、タイトなズボンは体によくないというわけ。

 論文では、オーストラリアの35歳の女性の症例を紹介。女性はスキニージーンズをはいたまま、しゃがんだ姿勢で親戚の引っ越し作業を長時間手伝っていたが、その日の夜に足の感覚がまひ。足首やつま先も正常に動かせず、病院で点滴を受けて元通りに歩けるようになったのは、4日後のことだ。圧迫による血流障害や神経線維の損傷が原因だという。神経内科が専門の医学博士、米山公啓氏がこう言う。

「若い人に人気のスリムスーツにしても、締めつけられているうえに、長時間座ったままでデスクワークを続けたら、より負荷がかかって血流障害を起こしやすくなる。ピタピタすぎるズボンをはいて、しばらくするとしびれを感じるようになると思いますが、それは血液がうまく行き渡っていないというサイン。そのサインを無視していると、症例の女性のような障害も起きてきます。男性の場合、下腹部の血流障害がEDにつながる可能性も否定できません」

 ピタパンでモテようと思っても、役に立たなくなったら意味がない。


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─情報元:日刊ゲンダイサイト様─