紙面上のキャラクターに色を塗ると、スマートフォンやタブレット上でキャラクターがリアルタイムで3D化していくという技術をディズニーが開発しました。色鉛筆などの質感もしっかり再現してあり、ページをめくる動きに合わせてキャラクターが揺れたり、踊りまくったりするようになっています。
Disney Research » Live Texturing of Augmented Reality Characters from Colored Drawings
http://www.disneyresearch.com/publication/live-texturing-of-augmented-reality-characters/
まるで生きているように塗り絵が動きだす様子は以下のムービーから確認できます。
Live Texturing of Augmented Reality Characters from Colored Drawings - YouTube
塗り絵は子どもが行うクリエイティブな表現行為の1つですが、これまでの塗り絵は「塗ったらそれでおしまい」で、子どもがすぐに興味を失ってしまうものでした。
そこでディズニーが開発したのは、塗り絵を3D化してスマートフォンやタブレットで表示させるという技術。色を塗っているまさにその瞬間の様子が3Dで表示され、筆跡や質感などもそのまま表現されるので、立体キャラクターに色を塗っているかのようにして作業できるわけです。
しかも、色を塗った3Dキャラクターはただ立体化するのではなく、揺れたり歩いたりして動いています。
塗り絵をリアルタイムでトラッキングするために、ディズニーは「Lookup map」というものを開発。これによって平面のはずのキャラクターに凹凸をつけ、ピクセルごとにどのように色がつけられていっているかを検知できます。
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http://gigazine.net/news/20151006-live-texturing-colored-drawings/
─情報元:GIGAZINEサイト様─