こういった自分のことに責任を持てないタイプは、大人でもいますよね。
こうした大人にさせないためにも、子どもの時の親の教えがとても大切になってくると言います。逆を言うと、人のせいにしてしまう子どもは、実は親の育てかたが問題だとも言えるのです。
そこで今回は、世界一子どもが幸せな国といわれるオランダ在住の教育研究家・リヒテルズ直子さんの著書『世界一子どもが幸せな国に学ぶ愛をもって見守る子育て』を参考に、“自分の失敗を人のせいにする子どもになっちゃう理由”を紹介します。
■失敗は成功のもと
<失敗は成功のもと。失敗を恐れない人こそ、大きなことを成し遂げられる人です。失敗を経験している人は、それを通して次は何をどんなふうに注意をすればよいのかということを体験的に学んでいます。成功は失敗しないことからではなく、たくさん失敗することを通して得られるものです。>
社会人になっても、これと同じことがよく言われると思います。失敗をするからこそ、成功できるのです。
文化的には日本は失敗に厳しいと言われていますが、海外では失敗することが賞賛される文化も存在するようです。
海外の子どもと日本の子どもを比べると、こうした文化的な違いも大きく、小さな頃から失敗が許される文化と、厳しく責められる文化の違いは子どもに影響が大きいようです。
子どもには多くの失敗を経験させることが、とても大事なことなのです。
■失敗は悪いことではない、と教える
<本人もうまくやろうと努力していたのに意図に反して失敗してしまったときなどには、「ほら見てごらん、無理だって言ったでしょ。」「難しいからやめておけばよかったのに」などと言ってはせっかくの子どもの意欲が台なしです。>
親からこうしたことを言われた子どもは、次からチャレンジする意欲がなくなってしまいます。
子どもの気持ちにきちんと寄り添ってあげて、まずは「残念だったねえ~」と声をかけてあげましょう。それから、どうしたらできるようになるか、何が足りなかったのかなどを子どもと一緒に考えてあげてください。
これを続けていると、子どもはチャレンジすることの楽しさを覚えますし、一度でもそれを達成することができたら、もうしめたもの。子どもはどんどん新しいことにチャンレジしていくでしょう。
失敗を恐れずに何にでもチャレンジする子どもになれば、自然と“自分の行動に責任を取れる大人”になるはずです。この過程を通して、“失敗を人のせいにする”ということはなくなるでしょう。
以上、“自分の失敗を人のせいにする子どもになってしまう訳”でしたが、いかがだったでしょうか? 子どもが小さい時は、親の接し方で大きく変わってきます。子どもとの接し方に、ちょっと注意してください。
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─情報元:WooRis(ウーリス)サイト様─