ふと鏡を見たら、首元から胸元にかけてプツプツと褐色の小さなできものが…。シミやニキビだと心配する方もいらっしゃるかと思いますが、実はこれ「イボ」なんだってご存知でしたか?
放っておくと大きくなってしまったり、増えていってしまったりする厄介なイボ。皮膚科での治療が必要になってしまうほど大変なことになる前にきちんとケアして治しましょう!
今回はこの胸元にあるイボの原因と治療法をご紹介いたします。
原因不明の首イボは大きさで4つに区分される
胸元にできるイボ。どんな種類があって、どうしてできるんでしょうか?イボの種類と原因をチェックしましょう。
胸元のイボは首イボ!小さなものから大きなものまである
首元から胸元にかけてできるイボは、通称「首イボ」と呼ばれ、その大きさから4つに区分されます。
種類 | 大きさ | 状態 |
---|---|---|
アクロコルドン | とても小さい | 小さくプツプツとした形状で盛り上がりも少ない褐色のイボ |
スキンタッグ | 小さい | アクロコルドンよりも大きくて皮膚より少し突出しているイボ |
軟性線維種 | 大きい | 直径5mmを超える大きなイボで、皮膚からかなり突出している |
懸垂性線維種 | とても大きい | 軟性線維種よりもイボが大きく、根元からぶらさがるような形状のもの |
鏡を見て気付く程度、もしくは手で丁寧に触ってざらっとした感触になる程度のものが、アクロコルドンですね。アクロコルドンは皮膚の角質が増殖してできるイボです。
その角質の塊の粒が更に肥大化したものがスキンタッグです。スキンタッグが更に肥大化したのが軟性線維種です。軟性線維種が更に肥大化し垂れ下がったものが懸垂性線維種です。
首イボの原因は明確には不明!老化や紫外線の影響も…
実はこの首イボのはっきりとした原因は、明確には解明されていません。
体にできるイボの原因はウィルス性の物と非感染性のものに分けられますが、アクロコルドンをはじめとした首イボについては非感染性のものがほとんどだといわれています。
首イボの原因として推測されているのは次の5つです。
- 老化
- 紫外線
- アクセサリー等の摩擦など肌ストレス
- 皮膚の柔らかさ
- 肥満
アクロコルドンは首や胸元に限らず皮膚の柔らかいところにできやすいですが、体の中でも首元に特に多いです。
30代以降の女性に多く発症し、60代の女性ではアクロコルドンは必ず体のどこかにあるといっていい状態になります。
首元にできやすい理由としては、皮膚が柔らかいことと、紫外線の影響が強いといわれています。年齢を重ねるとできやすくなるのは、皮膚の老化によるものだといわれています。
どちらも、皮膚の組織が劣化したために正常に細胞分裂が行われず、過剰に角質が増殖した結果にできるものです。
60代以降の更年期の女性以外にも、肥満女性にも多く発症します。また、衣服やアクセサリーによる摩擦による刺激でもできやすいといわれています。
このようにはっきりとした原因は解明されていませんが、老化、紫外線の影響、肌へのストレスなどの生活習慣を含めた複合要素で首イボはできるとされています。
首イボの治療法は、大きさごとに異なりますから、1つずつ詳しく見て行きましょう。
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─情報元:イヴの憂鬱サイト様─