肩こりがなかなか治らない人は、頭の位置を変えてみましょう。ストレッチをしたりマッサージに通って忙しい時間を費やすよりも、簡単で効果があります。
やり方は簡単!顎を引くだけです。
たったこれだけの事ですがとても奥が深いのです。頭の位置を意識した生活をして、肩こりを解消してしまいましょう!
肩こりはなぜ治らない?姿勢が筋肉を緊張させてしまっているかも
肩こりで悩まされている人はたいてい姿勢が悪いです。かけなくてもいい負担を姿勢の悪さであえてかけ続けている状態を作ってしまっています。
本来正しい姿勢とは、体のどこにも余計な負担がかかっていない状態の事を言います。緊張しすぎず、緩みすぎず、体を支える芯が通っていて余分な力みのない状態です。
姿勢が悪いと、このリラックスしていても芯の通った状態のバランスが崩れ、その崩れを支える為にどこかの筋肉に無理な緊張をさせて体を支える羽目になります。
この状態が日々続いていればいくらストレッチやマッサージを続けても、一瞬の解れはすぐに元に戻ってしまいます。
座り姿勢に注意
肩こりの原因となる姿勢の悪さが定着するのは、座った状態の時の姿勢です。
座っている時はついだらけてしまいがち。腰が倒れて背中が丸まりやすいのも座った姿勢の時です。この姿勢は猫背を作り、肩と首のこりに繋がっていきます。
座った状態の猫背の姿勢は、上半身に対して首から頭が前に倒れた状態を作ります。
大人の頭は約5、6キロほどありますので、その頭の重みを支える為に首と肩に相当な負担がかかっています。
大人の頭は約5、6キロほどありますので、その頭の重みを支える為に首と肩に相当な負担がかかっています。
さらに言えば、その首と肩を補助しようと背中から腰へと負担が広がり、体の後ろ側全体がずっと緊張した状態になってしまうのです。
慢性的な肩こりを治すために頭の位置を意識してみよう
慢性的な肩こりを治す一番簡単な方法は、負担のない姿勢を保つ事。そのキーポイントは頭の位置にあります。
頭の重みを体全体で支えられる位置に保つ姿勢をしていれば、首と肩への負担は驚くほど軽減されるのです。
頭の位置を正す
頭を体全体で支える位置に置くコツは、「顎を引く」事です。座っている姿勢の時はどうしても背中が丸まりやすく頭が前に出やすくなります。その負担を防ぐために、上半身から上半身へと土台を作り、その上に頭を乗せるようにするのです。
武道やダンスなどを習っている方には耳馴染みのある言葉だと思いますが、正しい姿勢を保ち体の土台を作る為に、「正中線」という縦の一本のラインを体の中心にイメージします。そのラインに支えられて体を真っ直ぐにするようにしてみましょう。
顎を引くと頭の位置が落ち着く
姿勢が悪くなると徐々に顎が上がってきます。顎が上がると頭が後ろへ下がりますので、首の後ろ側に負担がかかり首がこります。
顎が上がりやすい姿勢は、座って机に肘をついてテレビを見ていたり、パソコンを使う時のパソコンの位置が高すぎたりする場合です。最近首が凝って辛いと言う方は、座っている時に顎が上がる姿勢になっていないかチェックしてみましょう。
顎を下げるのは間違い!正しい顎の引き方
正しい顎の引き方をご存じでしょうか?顎を引くと言うと、ほとんどの方が顎を下げて頭を前に少し下げた状態を作ります。これは間違いです。これでは頭が前に出て、頭の重みで首と肩に負担をかけてしまいます。
正しい顎の引き方とは、その字の通りで頭ごと後ろに引く事です。
顎の引き方の誤解が分かったら、早速肩こりを解消する姿勢の取り方を実践してみましょう。
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─情報元:健康生活サイト様─