日本のラーメンは本当に美味しいですよね。
お店で食べる1杯はもちろんのこと、カップラーメンも即席インスタントラーメンも種類が豊富なうえにクオリティーが高く美味しいですよね。
しかしラーメンは美味しい反面、カロリーや塩分、化学調味料が気になるところです。
まして、子供に食べさせるとなると「食べさせても大丈夫かな?」ととても気になりますよね。
そこで、いつ頃からラーメンを食べさせてもいいのかや、食べる時に工夫した方がいいことなど子供とラーメンに関する素朴な疑問にお答えします。
食べ始めるタイミングは、離乳食が完了する頃に少量から
一概に何歳から食べていい悪いというのはありませんが、ラーメンも麺類ということなので、パスタやうどんなど他の麺類のバリエーションの1つに中華麺を離乳食のレシピに紹介している本もあります。
そういう本を見ると、たいだい離乳食が完了する1歳半あたりでラーメンが登場するので、食べさせる目安としては1歳半以降が安心です。
筆者の子供は1歳8か月のときに東日本大震災に遭ったため、このときにカップラーメンデビューをしましたが、普通に食べていました。
しかし中華麺には卵や小麦粉などが使われているため、食物アレルギー持ちの子は慎重に少量ずつ食べさせましょう。
気になる塩分や化学調味料…子供への影響について
美味しいとはいえ、ラーメンに塩分や化学調味料がどのくらい含まれていて子供の身体にどんな影響があるのか気になるところです。
ラーメンはスープに塩分が多く含まれている!なのでスープの飲む量に要注意
子供の場合、1日に必要な塩分は約8gが理想的。大人の場合、10~12g程度が理想です。
では、カップラーメンにはどのくらい塩分が含まれているのかというと、食品成分データベースによると次のとおりです。(100gあたりの食塩相当量を表示)
ラーメンの種類 | 油揚げ/非油揚げ | 100g辺りの食塩相当量 |
---|---|---|
即席中華めん | 油揚げ味付き | 6.4g |
即席中華めん | 油揚げ | 6.9g |
中華スタイル即席カップめん | 油揚げ | 6.9g |
中華スタイル即席カップめん | 油揚げ、焼きそば | 3.8g |
中華スタイル即席カップめん | 非油揚げ | 6.9g |
これを見て分かることは、ラーメンだけで1日の必要塩分のほとんどを摂取してしまうことになるということです。
お店のラーメンの場合は、お店によってダシや油の使う量に大きな差があるので食塩がどれぐらい入っているかは一概には言えませんが、上記と同じように考えてもまず間違いないと思います。
しかし、スーパーなどで売られている生の中華めんはそれほど塩分は含まれていません。
ラーメンの種類 | 生・ゆで | 100g辺りの食塩相当量 |
---|---|---|
中華めん | 生 | 1.0g |
中華めん | ゆで | 0.2g |
この結果から見ると、麺自体には塩分はそれほど入っていなく、ラーメンのスープや具などに塩分が多く含まれているということですよね。
ラーメンのスープを飲み干さないこと、具は野菜が多めのものを選ぶという至ってシンプルな行いが塩分の摂りすぎを避けることができるということになります。
麺に含まれる「かんすい」は国が定めた安全な食品添加物です
中華麺を作るのに欠かせない「かんすい」です。
このかんすいが麺のモチモチ感や歯ごたえを生み出してくれます。
しかしこの「かんすい」、添加物だから身体によくないという事を聞いたことがある方もいらっしゃるのでは。
かんすいは、国でも安全な食品添加物として認めていますし中華麺以外にもかんすいが含まれている食品はあります。
「かんすい」とは、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムを主成分とするアルカリ塩で、食品衛生法によって安全な食品添加物として認められていますし、「かんすい」が入ることによってラーメンの麺の特有の歯切れ、歯ごたえなどの食感を生み出します。
食の安全や食品添加物に対する国民の意識の高さから「かんすいは危険」という言葉が一人歩きしているのはないかと個人的には思います。
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http://maternity-march.jp/kodomo-ramen78465/
─情報元:MARCH(マーチ)サイト様─