2016年6月22日水曜日

最強の和解法。たった15分で「許さない」が「水に流す」になったワケ


オフィスで社員が大揉めし、何をアドバイスしようにも火に油状態でもうお手上げ…。そんな状況を上役としてはどのように収めればいいのでしょうか。7,000人以上の読者を持つ人気無料メルマガ『たった一つの小さな「コツ」があなたを変える』では、著者の野澤卓央さんが実際にそんなケースに遭遇した友人に伝授した「コツ」が紹介されています。

周りの人が味方になり繋がるコツ

先日、ある経営者の友人がお礼を伝えたいと会いにきてくれました。
2ヶ月前、「2人の女性社員がお互いを否定しあい、どうしたらいいかわからない。仲裁しようと間にはいっても、火に油を注ぐように炎上してしまい、お手上げの状態で困っている。」という相談を受けました。
そこで、「ただ話を聞いて、相手の感情に寄り添い相手の中にある感情や願いだけを返してみて」と、答えました。それを聞いた友人は「本当にそれでいいの?」と最初は戸惑い気味でしたが、それまで何を試してもダメだったので、会社に帰ってAさん、Bさんそれぞれの話を相手の気持ち、感情に寄り添って聴くことに徹底したそうです。
まずはAさんの話を聴きながら、「そうなんだね、それは苦しいよね、そうか、それは辛いよね」と、相手の中にある感情を感じ取り、それを相手に伝えました。15分くらい続けていると、「あの人だけは絶対に許さない!」と言っていたAさんがいいました。
「私も本当はこんなことしたくない。もう水に流す
Bさんも、「違うことで私もイライラしていた。本当はケンカはしたくない」と、本人の口から言い出したそうです。
それだけではありません。相手を許すことができたAさんがその日を境に大きな変化と成長を遂げました。Aさんはこれまでの職場でも誰かとぶつかっては退職を繰り返してきました。自分がBさんを許したとき、自分にもそうできるのだとハッと気づき、それまでのAさんとは話す内容が別人のように変わってしまったそうです。
さらに、社長である友人に対してAさんは、「あなたの言うことは信じられる」と言ってくれるようになり、急に右腕ができてとても心強い。自分の悩みの中心人物だった人が、社長として助けて欲しい所を助けてくれる人に急激に成長したことに驚いてました。
「ただ相手に寄り添っただけで、これほどの成果が出るとは思わなかった。相手と心の底から会話をすることで自分の心の底を人にさらけ出せるようになった。今回の体験で自分自身、社長としても大きく成長させてもらうことができた気がする」と、わざわざ言いに来てくれました。
相手に寄り添って話を聴く。僕自身できないときもあります。しかし、その効果、力強さは家庭や職場で体験し、心から信じることができます。
相手の気持ちや感情に寄り添って話を聴く。この効果の大きさは計り知れない。体感して、やってみて初めてわかるのかもしれないな。


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─情報元:まぐまぐニュース!サイト様─