日本が誇る42歳の安打製造機は衰えることをしらない。マイアミ・マーリンズのイチロー外野手が「日米通算」でピート・ローズ氏の持つ歴代最多安打4256本の記録を塗り替えようとしている。このまま順調に行けば、今季中のメジャー通算3000本安打達成も確実。日米メディアは特に「4256」の数字を大きくクローズアップし、イチローの栄誉を称えているが、一方で懐疑的な目を向けている有識者も少なくはない。「日米通算」と「メジャー通算」を同等に扱っていいのかという指摘だ。その先頭を切って強いトーンで述べているのが、他ならぬローズ氏である。
「イチローを格下に見るつもりはまったくない。彼はこれまでも殿堂入りに十分値する活躍を見せている」と評価しつつも、日米通算最多安打が自ら作り上げたメジャー通算最多安打の記録を塗り替えることに関しては「それならば私もマイナー時代の安打数をカウントしなければならない」「周りは私を“ヒット女王”に格下げしようとしているのか」などと米メディアを通じて批判的な意見を口にしている。
何よりイチロー自身は以前から「日米通算とメジャー通算が違う記録であることは当然だと思う。ただこれまで自分が歩んできた道のりを振り返る上で、1つの指標になることだけは間違いのない数字。これを他の方々に評価してほしいとか、あるいは共有してほしいとか、そういうことは微塵(みじん)も感じていない」と大人のコメントで独自の見解を語っている。
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