2016年7月21日木曜日

ケネディもクリントンも資産家!歴代アメリカ大統領大金持ちランキングTOP10

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2016年3月、ロスチャイルド家、ロックフェラー家と並ぶ大富豪一族のトランプ家から、ドナルド・トランプ氏が共和党から出馬を表明したことが世間を賑わせました。
さて、トランプ氏のお金持ちぶりを過熱報道し続ける報道を見ていて、とある疑問を持つことはありませんか?今まで大金持ちだった大統領はいなかったのだろうか?、と。
先に言ってしまうと、答えは「イエス」です。トランプ氏ほどの資産を持っていないかもしれませんが、過去にもお金持ちの歴代アメリカ大統領たちは確実に存在します。
では彼らは実際にどのくらいお金持ちだったのか、タイムマシーンに乗る感覚でザッと昔のアメリカ大統領たちを振り返ってみましょう!!(※金額は現在の貨幣価格に直してあります)

10位:引退後に大稼ぎ!ビル・クリントン-5500万ドル(約58億9000万円)

第42代大統領
任期:1993年1月20日~2001年1月20日
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自伝の出版でがっちり儲けている!?
妻のヒラリーが弁護士時代92万ドル(約9800万円)の年収だったのに対して、ビル・クリントンの大統領としての年収は35万ドル(約3700万円)でした。
「20世紀のアメリカの大統領の中で、一番給料が悪かったのは自分だ」と、2014年に受けたNBCのインタビューで、実際にビルは苦笑いしています。
にもかかわらず、ビル・クリントンはお金持大統領ランキングの10位にランクインしています。「大した給料ではなかった」と言っているのに、一体これはどういうことでしょう?
その答えは、大統領“退任後”の荒稼ぎによるものです。クリントンは大統領の座を退いてから数冊の本を執筆し、そして世界中講演に回っているのです。彼の著書は以下の様なものがあります。
  1. My Life(2004年)
  2. My Life: The Presidential Years Vol. II (Vintage)(2005年)
  3. Giving: How Each of Us Can Change the World」2007年)
  4. Back to Work: Why We Need Smart Government for a Strong Economy(2011年)
言うまでもなくこれらは世界中の言語に訳されており、その総売り上げはまさに破格。例えば最初の自伝「MY LIFE」などは、1500万ドル(約12億3700万円)の売上げを誇っています。
さらに方々の講演にもひっぱりだこで、1回につき20万ドル(約2100万円)のギャラを受け取っています。ワシントンポスト紙によると、クリントンは講演の仕事だけで1億ドル(約107億円)以上儲けているとのこと。
元アメリカ大統領という箔がついたことによって、その後執筆や講演といった諸々の仕事で給料がアップする。これはまさに、出演料が安くとも後の活躍が約束された紅白出場歌手のようなものと言っていいでしょう。

9位:祖父の遺産で大金持ち!フランクリン・デラノ・ルーズベルト-6000万ドル(約64億2000万円)

第32代大統領
任期:1933年3月4日~1945年4月12日
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ルーズベルトと愛犬ファラ
インターネットで「Franklin Delano Roosevelt」というワードで画像検索してみると、ルーズベルトが椅子に座っているか車に乗っているかで上半身しか写っていないもの、もしくは壁などにもたれかかっているような写真がヒットします。
意外と知られていませんが、ルーズベルトは障がいを持つ大統領でした。ポリオを患い下半身がほとんど麻痺していたのです。(※ギラン・バレー症候群だったという説もあり)
彼は自分の車椅子姿を写真に撮られることだけはひどく嫌がっていました。マスコミもあえてそれに異議を唱えることもなく、ルーズベルトの意向通りの写真撮影を行っていました。
よって、座っている姿、どこかにもたれかかって立っている姿の写真ばかりが世の中に出回り、当時のアメリカでは、大統領が車椅子に乗っていることを知る国民はほとんどいませんでした。
確かにルーズベルトは歩行には多少不自由していましたが、お金にはまったく不自由していませんでした。
母親側の祖父が中国相手に阿片とお茶を貿易。それが大成功を収め巨万の富を築き上げていました。よってフランクリンも莫大な遺産を相続し、ニューヨーク州、ジョージア州、メイン州の800エーカーの土地も得ました。
余談ですが、ルーズベルトは人種差別家・日本人嫌いとしても知られ、原爆開発に積極的な大統領だった反面、愛犬家としての側面も持ち合わせていました。
ルーズベルトは、飼っていたスコティッシュテリアのファラを非常に愛しんで大事にし常に共に行動をしていました。そのためファラは大統領専用列車、大統領専用機にも搭乗していたのだとか。


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─情報元:お金の学校サイト様─