2016年8月6日土曜日

なぜ一流のリーダーは、重要な意思決定を素早くできるのか

さて、一流のリーダーは、どのぐらいのスピードで意思決定をしているのでしょうか

「意思決定に時間がかかってしまう」
 「決定すべき事項がありすぎて振り回されてしまう」
 「判断するのをためらってしまう」
 そんな悩みをもっていませんか?
 皆さんのようなビジネスエリートの方であれば、日々多くの案件について判断し、決定しなければならないはず。
 「この判断は本当に正しいのか?」「この決断は本当にチームのみんなのためになるのか?」「この英断が本当に組織のためになるのか?」と心細くなることもあるでしょう。
 私がエグゼクティブを補佐する秘書として働き始めた時は、驚きの連続でしたが、なかでも特に「果敢に意思決定していく姿」に圧倒されました。
 「意思決定の精度が高い」のです。
 意思決定の精度を高めるためにどうすればいいのか。
 それは、1分1秒という「時間」に真剣に向き合うことです。当たり前のことではありますが、ひとつのことに向き合おうとしても他のことが気になり、目の前のことに集中したくても、なかなか集中できないことがあるものです。
 極限まで集中した1分は、通常の10倍の価値がある。
 たとえば、多くの人が10分かけて意思決定するところを、彼らは1分で済ませてしまう、ということです。
 「迅速に意思決定をおこないたい」「意思決定の質を高めたい」と思っていませんか?

リーダーが素早く意思決定できる
最善の方法とは?

 さて、一流のリーダーは、どのぐらいのスピードで意思決定をしているのでしょうか?
 ここで、あるエピソードをご紹介します。
 ある役員(以下、A氏)を補佐した時のことです。
 就任して間もないということもあり、A氏は会議や出張が多く、席に座っていることが少ないため、私は何かあるたびにメールでやりとりをしていました。ある日、私がA氏に送るメールの数を数えたところ、1日でなんと150件もありました。
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─情報元:ダイヤモンド・オンラインサイト様─