ハリウッド版をすら凌駕する、これぞ2016年の日本にふさわしい新ゴジラ
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http://movie.maeda-y.com/movie/02100.htm
─情報元:超映画批評サイト様─
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私は「シン・ゴジラ」が完成した直後、その事をある制作スタッフから聞いた。やがて試写予定についても別会社のスタッフから知らされていた。だが結局、公開までに通常の大々的なマスコミ向け試写会は行われなかった。
あの庵野秀明総監督の事だから、完成といいつつポスプロの沼に嵌ったか、あるいは初号試写を見た宣伝チームが急きょ事前に我々に見せることをやめる判断をしたのか。いずれにしても映画ライターの間ではこういう場合、ろくな結果にならないとの経験則がある。
しかも、たまたま見に行った都心の映画館の入りがきわめて悪かった(上映10分前の段階でなんと私一人)事もあり、不安は増大する一方だったが、なかなかどうして、「シン・ゴジラ」は期待をはるかに上回る大傑作に仕上がっていた。
東京湾の羽田沖でアクアトンネルが崩落する事故が発生した。首相補佐官の赤坂秀樹(竹野内豊)や内閣官房副長官の矢口蘭堂(長谷川博己)など官邸スタッフらは事態の収拾にあたるが、どうも現場の様子がおかしい。海は赤く染まり、ネット上には巨大生物の目撃情報や動画があふれかえる。だがそれは、日本の存亡を揺るがす危機のほんの序章に過ぎないのだった。
ゴジラシリーズは回を重ねるごとに子供だましな作風になり、やがて飽きられてシリーズ休止。そして10年単位で休んだ後に再開、の流れを繰り返してきた。その都度マンネリの反省を踏まえた力作が登場することになるわけだが、「シン・ゴジラ」はそんな復活作の中でも別格の出来栄えである。
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