2016年9月8日木曜日

不動産屋が困る「若いカップル客」 ネットの中途半端な知識であれこれと…

中途半端な知識で対抗…若者客に対する不動産屋の本音
 業種によって迷惑客の基準はさまざまだが、その理由は年代によっても変わってくる。果たして若者、オッサン、年寄りのうち、嫌われるのはどの年代なのか? 店員たちの本音に迫った。

◆不動産屋

 安い賃貸から高額マンションや土地の売買まで、扱う金額の幅が広い不動産業。そのなかでもっとも嫌われるのは、安い賃貸を物色に来る若者世代のカップルだとか。

「物件探しというのはある程度経験して知識が身につくもの。だから、オッサンや年寄りは滅多に揉めません。むしろ、経験値の少ない若者はネットで聞きかじった中途半端な知識であれこれ言ってくるから扱いが面倒なんです」(中堅不動産業社員)

 特にカップルで物件探しをする若い客は、男性が女性にいいところを見せたいからか、変な知識を披露しがちだという。

「一応客だから顔を立てて話を合わせないといけないのですが、契約事なので間違った認識のままでも困る。うまく顔を潰さないように間違っていることを理解してもらうのは、本当に骨が折れますね」

 若者世代は入居後も面倒だ。別の不動産社員は「部屋の使い方に問題がありすぎる」とこぼす。

「夜中まで騒いで近隣トラブルになるのはかわいいほう。一人暮らしのはずが同棲を始めたり、ペット禁止なのにペットを飼ったり、最近は民泊関係のトラブルも増えています。場合によっては退去を求めるレベルの契約違反なので厳しく注意をするのですが、本人たちは何が悪いかわかってない」

 さらに、退去時にもトラブルは待ち構えている。

「ぶっちゃけ、多少汚くても若い人が退去した後はフルクリーニングするつもりでいるので問題はないんです。ただ、なかには壁紙の裏までビッシリ汚れが染み込んでいたり、マスターキーをなくしたりしても平気でいる人もいます。それでいてネット知識を振りかざして『敷礼返せよ』と凄む。全体の金額が小さいから妥協してるだけで、本来はNGですよ」

 ネットの知識に頼ってプロの不動産屋に対抗するとは、なかなかの度胸というべきか……。



...詳しい情報・続きはこちら >>
http://news.livedoor.com/article/detail/11960103/
─情報元:日刊SPA!サイト様─