石垣島のラーメン店が「日本人客お断り」という張り紙を掲げて、ネット上で大騒ぎになっている。外国人ならともかく、なぜマナーの良いはずの日本人客を…。そんな感想を持つ人も少なくないだろうが、観光地でも外食産業や介護産業でも、日本人客のマナーの悪さに悩む声は少なくないのが真実である。
最初耳にした時、「日本人限定の間違いでしょ?」と戸惑った方も多いのではないか。
沖縄・石垣島のラーメン店「麺屋 八重山STYLE」がこの7月から「日本人の観光客のマナーが年々、悪化の為 海外のお客様のみの対応となってます」という張り紙を貼って、9月まで「日本人お断り営業」をしている件のことだ。
メディアの取材に応じた店主によると、カウンター8席のみの店なのに、注文しないで外で買ってきた商品を食べる客が多いことや、それらの行動を注意したところ逆ギレする客も多く、スタッフが気を病んで辞めてしまい、1人で切り盛りしなくてはいけなくなったから、だという。
要するに、日本人観光客のマナーの悪さに耐えられなくなったというのだ。
これを受けてSNSでは、店側の接客態度も悪かったぞ、とディスる者も現れるなど泥仕合の様相を呈してきているが、個人的には店主の気持ちはわからんでもない。石垣島で客商売をする人が抱く感情としては、極めて正常というか、ナチュラルな反応だからだ。
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