2021年3月5日金曜日

太宰府市主婦暴行死事件・裁判 「判決の時笑っていた」両被告に懲役22年と懲役15年の判決も…裁判員「遺族に申し訳ない」

 太宰府市主婦暴行死事件の裁判員裁判の判決公判。傷害致死などの罪に問われていた女と男にそれぞれ懲役22年、懲役15年などの判決が言い渡された。

山本被告は頭を抱え、岸被告は表情を変えず

これまでと変わらない黒い上下とシワだらけのスーツで法廷に現れた2人は、傷害致死などの罪に問われている山本美幸被告(42)と岸颯被告(25)。

これまで一貫して無罪主張を続けてきた2人に、判決が言い渡された。

福岡地裁・岡粼忠之裁判長:
主文。山本被告を懲役22年、岸被告を懲役15年などに処す。死体遺棄は無罪

判決を聞いて動揺したのか、山本被告は頭を抱えるそぶりを見せたが、岸被告は表情を変えることはなかった。

(2019年9月 瑠美さんの夫が録音した音声)
山本美幸被告:
あなたたちのおかげで、めっちゃ借金が増えてさ、めっちゃ生活つぶされているんですけど

山本被告と岸被告は2019年10月、佐賀県の主婦・高畑瑠美さん(当時36)を監禁して、木刀で殴るなどの暴行を繰り返し、外傷性ショックで死亡させた罪などに問われていた。

https://news.livedoor.com/article/detail/19793646/