業務の定型化の波
1つ目の動向は「非コア業務、バックオフィス業務の定型化の波」です。これによってこれまで以上に業務のパッケージソフトやサービスへの置き換えが進むと考えています。
いま多くの企業が「事業の選択と集中」に取り組んでいるのはみなさんご存じと思います。選択と集中などと大げさにいわなくても、間接部門のアウトソースは多くの企業が行っているところでしょうし、アウトソースしなくとも、限られたリソースで業務をいかに効率化するかはつねに検討されています。
効率化やアウトソース化でカギになるのは定型化です。型にはめてマニュアル化しなければ、効率化やアウトソース化は難しいでしょう。
別の面からのビジネスの定型化も進んでいます。10年前なら、顧客とのつながりをどう管理していくかは企業によってばらばらだったはずです。しかしCRMやSFAという考え方が登場し、それが広まることで、多くの企業のあいだで「CRM/SFAというのはこういうものだ」というラフなコンセンサスができあがります。そうするとそれはパッケージソフトやサービスで実現しやすくなるわけです。
またIFRSのような国際会計基準が登場することも、「会計とはこういうものだ」という定型化を後押しすることになるでしょう。
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─情報元:BLOGOS(ブロゴス)サイト様─