2011年7月6日水曜日

これから企業でアクセス解析を推進する人たちに知っておいて欲しいこと

『アクセス解析実践日誌』最終回となる今回は、本連載のこれまでを振り返りつつ、最後の締めくくりとして、筆者が「現場リーダー」として実践してきた経験に基づき、今後、アクセス解析を実践・推進していく人たちに向けて、念頭に置いておいてほしいことを書き綴る。現場を引っ張っていくためのヒントになれば幸いだ。

どれも、ベンダーやコンサルタントではない「現場リーダー」として筆者が実践してきた体験に基づく、リアルな「日誌」だ。定番・王道をあえて避け、アクセス解析としてはまだ一般的ではない考え方と計測・分析方法を中心に紹介してきたのは、次のメッセージを伝えるためだ。

1. アクセス解析の常識を忘れてクリエイティブに考えよう

アクセス解析はまだ発展中の分野にも関わらず、歴史的な経緯やツールの技術的制約、よくある機能によって、狭く偏ったイメージができてしまっているのではないか? ページビューや訪問、直帰率、滞在時間のような単純で限定的な指標だけでは「なるほど」で終わってしまい、改善のアクションを起こせない。ツールが表示する数字を受け身で眺めていても、得られるものは少ないのだ。

最近は、セグメントを切ったり時系列でトレンドを追うことで意味を読み取るという考え方が少しずつ普及してきたが、もっとアグレッシブで多面的な計測・分析方法を具体的に紹介することで、このイメージを壊したい。常識を忘れて工夫すれば、アクセス解析の可能性は無限大だ。
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http://markezine.jp/article/detail/13972
─情報元:MarkeZine(マーケジン)サイト様─

入門 ウェブ分析論~アクセス解析を成果につなげるための新・基礎知識~