2011年8月2日火曜日

福島第一原発、20キロ圏内の世界




6月20日、早朝、私は高邑勉議員(民主党・衆院議員)と福島原発20キロ圏内(警戒区域)に向かった。高邑議員とは以前から遺骨収集活動でご縁があり、エベレストから帰国後に再会した際に「野口さん、20キロ圏内に取り残されている家畜が政府の方針により殺処分されている。私は何度も現場に通っていますが、あの動物達の鳴き声が耳から離れないんです。何とか助けたい。殺さずに生かしていく方法があるはずです」と訴えていた。

震災後、何度か被災地入りしたものの、私が訪れたのは三陸地域(陸前高田市、気仙沼市、山田町など)であり、福島ではない。同じ被災地でも三陸地域と福島とでは被害の内容が大きく異なる。震災後(4月10日から)、エベレスト登山のためにしばらく日本を離れたが、エベレストにいながらも気持ちは日本にあった。私が訪れた被災地は今どうなっているのだろうか?そして原発事故が起きた福島県は?エベレストに挑戦中の欧米人登山家からも「ケン、フクシマはどうなった?」と質問攻め。しかし、日本を離れ分からない事だらけ。聞かれても答えられる筈もなく、しかし気がつけば「日本は大丈夫」とそれだけを答えていた。しかし、日が経つにつれ日本から「実はメルトダウンしていた」との衝撃的な知らせがエベレストに届いた。高校時代、欧州で生活していた時に起きたチェルノブイリ原発事故。まさか自分の国で・・・。一体全体、フクシマでは何が起きているのだろうかと、エベレストの空を仰いでいた。
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─情報元:ライブドアブログサイト様─

福島第一原発事故衝撃の事実―元IAEA緊急時対応レビューアーが語る