安楽死の方法(ファイナル・エグジット)
おいしい空気、のどかな風景──アルプスの山々に囲まれたスイスに、こうしたイメージを持っている方も多いと思います。事実、観光立国としてのスイスは非常に人気が高く、ジュネーブやチューリッヒなどの都市部やマッターホルン、モンブランなどの山間の町を避暑地に選ぶ海外からの旅行者は、年間約840万人(2008年度)に上ります。
では、“Suicide tourism”という言葉を聞いたことがあるでしょうか。直訳すると「自殺ツーリズム」。なかなか穏やかでありませんね。
実はスイスでは安楽死などの自殺幇助が法的に認められています。つまり“Suicide tourism”とは、外国人が安楽死の場を求めてスイスにやってくる社会現象のことを指します。安楽死を目的としてチューリッヒを訪れる人は年間約200人に上ります。
現在、安楽死に関して世界でもっとも進歩的とされるスイスを始め、米国オレゴン州・ワシントン州、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクなどの欧米諸国では安楽死が容認されていますが、自国を訪れる外国人にも同等の権利を与えているのはスイスだけです。
もちろん実施には医師の厳しい審査があります。ただ、末期がんなどの不治の病や、耐えがたい苦痛を伴い回復を見こめない慢性疾患患者などは、患者本人と家族、医師が熟慮した上であれば、自殺幇助を受けられることになっています。
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