2011年10月3日月曜日

アジアで「カイシャ」はいらない “出稼ぎ”社員、4.5億本のポカリを売る

イスラム教徒が日の出から日没まで断食するラマダン月に入った8月。世界有数のイスラム都市にして交通渋滞で悪名高いインドネシアの首都ジャカルタでは、この時ばかりは日が沈むと路上から車やバイクが姿を消す。1日の空腹を満たす食事の時間だ。

ジャカルタ南部のアル・イクラス中学校では、大広間に約300人の生徒らが集まっていた。神に祈りを捧げ、待ちに待った日没になると全員に食べ物が配られた。お菓子の詰め合わせと、大塚製薬のポカリスエットだ。

食事を用意したのは「アメルタインダ大塚(AIO)」の社員。大塚製薬のインドネシア子会社だ。生徒らには、すべて無料で振舞う。

ここ数年、ラマダン月になるとインドネシア各地の学校でこうした販促イベントを仕掛けている。ポカリスエットは体内の吸収が早く、断食明けの水分補給に最適であることを広く認知してもらう目的だ。そして、インドネシアではラマダン月にポカリスエットが最も売れるようになった。

ポカリスエット 74g×5包

今では年間販売本数が4億5000万本(440ml換算、2011年計画値)。大塚製薬はポカリスエットを16ヵ国・地域で販売しているが、海外で最も売れる国がインドネシアなのだ。
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─情報元:日経ビジネスオンラインサイト様─