2011年10月3日月曜日

35歳になった時に心得ていないと、もっとヤバイこと

先日の時事日想で「35歳になった時に心得ていないと、ヤバイこと」を書いたところ、人事コンサルタントで株式会社イマジナの代表を務める奥山由実子さんから指摘を受けた。それは、記事の中の「職務遂行能力×仕事への意識・考え方=成果・実績」という考えについてだった。

改めてこの公式について説明しよう。例えば、職務遂行力が5段階評価で3のレベル(平均)でも、仕事への意識や姿勢が5段階評価で4ならば、3×4で12の成果が出る。仕事への意識が高いことは、有利に働くのだ。低いと、たとえ職務遂行力が高くとも、成果は思い描いたように上がらない。

この仕事への意識や姿勢は、自分ではなかなか分からない。だから、つい「俺はあの社員と仕事への姿勢は変わらない」などと思いがちだ。私も会社員のころ、そのような思いだった。だが、ベテランの上司が見ると、仕事への姿勢がいい人と悪い人の差はある程度は分かるものだ。

社員間の競争は、高校野球のようにトーナメント方式ではない。むしろ、プロ野球のペナントレースのように長きにわたり、競い合う。最後にモノを言うのは仕事への意識や姿勢であることが多い。

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奥山さんはここまでのことに共感しつつ、このようなことを述べた。

「『職務遂行能力×仕事への意識・考え方=成果・実績』に近いものとして、『職務遂行能力×熱意×考え方=仕事の成果・実績』というとらえ方もある。この考えを35歳になった時に心得ていないと、もっとヤバイことになるのではないか」

これはニューヨークで会社を経営していたころ、盛和塾で学んだことだという。盛和塾は若手経営者たちが、京セラの稲盛和夫名誉会長から人としての生き方や、経営者としての考え方を学ぼうと集まった自主勉強会に端を発している。奥山さんがニューヨークにいるころに、NY塾が開設された。

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http://news.livedoor.com/article/detail/5901320/
─情報元:Business Media 誠サイト様─