総務省統計局は2010年12月24日、【「2009年全国消費実態調査」】のうち、【二人以上の世帯の家計収支及び貯蓄・負債に関する結果】を発表した。二人以上の世帯(住居や生計を共にしている二人以上の集まり)の日常生活を金銭面から推し量れる、貴重な資料・データが多数盛り込まれている。このデータ群の中から今回は、二人以上世帯における平均年収や貯蓄高についてグラフ化を試みることにする。要は【若者の貯蓄は男性200万・女性150万円…? 一人暮らしの平均年収や貯蓄高をグラフ化してみる】の二人以上世帯版というわけだ。
「全国消費実態調査」とは国民生活の実態について家計の収支及び貯蓄・負債、耐久消費財、住宅・宅地などの家計資産を総合的に調査し、全国及び地域別の世帯の消費・所得・資産に係る水準、構造、分布などを明らかにすることを目的とした調査。5年ごとに行われているもので、今回発表された2009年分は11回目にあたる。
今回抽出・グラフ化するデータは、「表III−1 世帯主の年齢階級別年間収入及び貯蓄・負債現在高の推移(二人以上の世帯)」。お金周りについては色々と(他の世帯のことが)気になるところも多いはずだ。世帯主の年齢階層別に現在の平均貯蓄高、平均年収、そしてそれら二つから算出できる平均貯蓄年収比(年収何年分の貯蓄が出来ているか)をグラフ化したのが次の図。
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