2011年11月26日土曜日

セクシーグラドル来院で男性医師たち 診察奪い合いのバトル


どんな医師が担当になるかは、患者にとっての一大事だ。できれば、やさしくて優秀な先生に診てもらいたい。おまけに美女なら文句はない――。
だが、当の医者も同じことを考えている。医師たちは異口同音にいった。
「医者だって人間です。患者を選り好みしてはいけないという“タテマエ”はわかっているけれど、好き嫌いの感情に負けそうになることがあります」
吉祥寺セントラルクリニックの矢端正克院長は苦笑する。
「病状を説明しても全然聞いてくれない患者さんがいるんです。何度、食事や生活習慣改善の指導をしても実行しない患者さんもいる。自己管理をきちんとしないと医師にかかっても病気は治りません」
中には1時間以上くどくどと愚痴を続け、診察室に居座る中年の女性患者も。
「他の患者さんも診察を待っているのだから、今日はもうお帰りくださいと帰ってもらったこともあります」
男性医師の場合、若い女性の来院に色めき立つことだってある。
「男性医師による、若くて可愛い女性患者の争奪戦は、残念ながら日常茶飯事。彼らの眼光がマジなので、ちょっと怖いくらいです」
とは、都内の総合病院に勤務する仁科桜子医師だ。
「先日、セクシーグラドルが来院した際にも、壮絶なバトルがありました。その結果、男性医師の中でも飛びきり女好きの先生が診察することになったのですが、さすがに事態を憂慮した上司の強権発動で、私が担当することになりました」

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