英国のある女性は、日常生活の中で頻繁に出くわすモノに恐怖心を抱き、38年間もの長きにわたり困っていた。彼女が苦手だったのは階段。ステップに足をかけると、途端に恐怖に襲われパニック状態に陥るほどだったという。とはいえ、どこに行っても階段を利用する機会は多く、そうなった原因も不明だった彼女は、治療を受けて“階段恐怖症”を克服しようと決意したそうだ。
この恐怖症に悩まされていたのは、英中部の街コベントリーに住む43歳のルイス・ウィルソンさん。英紙デイリー・メールなどによると、彼女が階段に恐怖を感じ始めたのは「5歳の時から」。「高いところに上るのが恐い」という不安は年を重ねるごとに大きくなり、日常生活においても大きな支障をきたすようになった。
20代の頃には買い物に出かけたデパートで、乗っていた上りのエスカレーターが突然故障するハプニングに見舞われ、辛い思いをした経験がある。動いていれば問題なかったようだが、このときは停止して階段状態になったエスカレーターが急に怖くなり、普通に足で降りることができないため、手すりにしがみつきながらお尻を付いて下の階へ避難したそうだ。これには「周りの人はきっと私が酔っているか、おかしな人だと思ったのでは……」と、彼女は“階段恐怖症”を抱える辛さを語っている。
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