ディーツー コミュニケーションズ(D2C)は22日、スマートフォンの利用動向調査の結果を公表した。調査期間は2月7日~8日で、15歳~69歳の男女のプライベートで使用する携帯電話・PHS(スマートフォン含む)所有者3.095名から回答を得た。
まず所有する端末ごとのユーザー比率は、「フィーチャーフォンのみのユーザー」が74.5%、「スマートフォンのみのユーザー」が19.0%、「両方の端末を併用しているユーザー」が6.5%だった。「スマートフォンのみのユーザーと併用しているユーザー」を合計すると25.5%となり、昨年10月の調査(20.6%)と比較すると4.9ポイント増加している。1/4以上のユーザーが、スマートフォンを所有しているという結果となり、D2Cでは「スマホが大衆化の段階に入った」としている。
フィーチャーフォンのみユーザーの各メディアとの1日あたりの接触時間の平均値は、「パソコンでのインターネット利用(172.8分)」「テレビ(170.8分)」「ラジオ(34.7分)」「新聞(25.1分)」「フィーチャーフォンでのインターネット利用(24.0分)」の順に、接触時間が長いという結果となった。一方、スマートフォンのみユーザーは、「パソコンでのインターネット利用(141.2分)」「テレビ(141.0分)」「スマートフォンでのインターネット利用(65.0分)」「スマートフォンでのアプリ利用(51.3分)」の順に、接触時間が長いという結果となった。
フィーチャーフォン、スマートフォンそれぞれのネット利用者に1か月あたりの有料アプリ/コンテンツの利用金額について聞いたところ、フィーチャーフォンのみユーザーでは、「300円~500円未満(16.2%)」「100円~300円未満(11.8%)」「100円未満(10.4%)」の順となり、10月調査と比較すると大きな変化は認められなかった。一方、スマートフォンユーザーでは、「100円未満(21.1%)」「100円~300円未満(13.8%)」「300円~500円未満(8.9%)」の順となった。有料アプリ・コンテンツ利用者の平均利用金額は、10月調査の513円から557円にやや増加した。
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─情報元:RBB TODAYサイト様─