「慣れてきたかなと思っても、測定器から鳴る警告音を聞くとまた恐ろしくなります」 去る2日、日本福島県いわき市で会った30代くらいの原発労働者はこう口を開いた。 彼は市内のホテルに泊まり、会社が提供するバスで第1原発に出退勤しながら残骸除去作業に参加している。 彼が原発で仕事を始めたのは二ヵ月前だった。 誰が見ても危険な現場で働いているのだが、彼が受け取る日当は1万円(約14万ウォン)で多くはない。 彼は「3・11大地震で宮城県にあった会社が廃業した。仕事場を見つけられるのは原発しかなかった」と話した。 家族は彼が福島原発で働いていることをまだ知らない。
原発労働者問題の専門家である渡辺博之いわき市議員(日本共産党)の紹介で<ハンギョレ>との電話インタビューに応じた別の原発労働者は「あちこち歩き回って原発だけですでに10年間働いている」と言った。 彼は福島原発事故避難区域である大熊町生まれで、高校を卒業するなり当然のように原発労働者になった。そんな彼も放射能は恐ろしいと話す。
「福島第1原発では放射線量が時間当り数百ミリシーベルトに達する所もあります。 仕事をすると言ってやって来たけれども現場に接近できなくて怖くなって帰る人もいるし、30代なのに数ヶ月で頭が白くなってしまった人もいますよ」
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─情報元:ハンギョレ新聞サイト様─