iPhoneで撮影した彼女のおっぱい写真から足がつき、ハッカー集団「Anonymous」のメンバーが逮捕されたという、何とも間抜けなニュースが話題となった。ハッキングの成果を自慢したかったのか、犯人は不正に入手したデータと、メッセージを添えた胸の谷間の写真を公開。しかしこのおっぱい写真に撮影場所の位置情報が含まれていたため、逆に本人特定の手がかりとなってしまったという。
⇒ 【画像はこちら】写真のExifをみれば一発で一目瞭然!
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デジカメ、携帯で撮影した写真ファイル(JPG、TIFF)には、通常「Exif」と呼ばれるメタデータが一緒に保存されている。Exifには撮影日時、撮影機器のメーカー名やモデル名、シャッタースピードやフラッシュの有無といった写真の情報や、緯度・経度・標高のGPSデータ、サムネイルの情報などが含まれており、専用のビューワーなどで簡単に確認できる。
実際にiPhoneで撮影した写真のExifを確認したところ、撮影場所の緯度と経度がそれぞれ小数点以下6桁まで記録されており、住所を特定できるレベルで地図表示ができてしまった。うっかり「自宅なう」などと、自宅写真と一緒につぶやくのはかなり危険と言えるだろう。今回は、Exifが「ハッカー逮捕」という良い方向に役立ったが、立場が変われば、逆に大きな被害に発展する可能性もある。思わぬトラブルが起きる前に、予防法や注意点などをみていこう。
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─情報元:日刊SPA!サイト様─