◆お前は北の将軍か!!トップが独裁するイヤーな会社
縄張り意識の強さゆえか、必要以上に自分の力を誇示したがるトップ。シンプルだがダメージが強いのが、「社長が帰るまで帰れない」(建設・39歳)というケース。定時で帰りたい社員が時計を凝視するように、この会社では社員全員が社長の一挙手一投足を凝視!?
「『サービス業の基本は挨拶』ということで、まずは自社の会長が通りかかったら深々とおじぎをするよう言われている。ところが、たとえ、お客さんが目の前にいようが、それは死守しなければならない。あるとき、接客に夢中でおじぎのタイミングが遅れた社員は翌年左遷された」(サービス・45歳)
本末転倒、ここに極まれり!営業成績なんて関係なし!
「給料日のたびに、経営者親子にお礼を言い、贈り物をすることが社内で慣例化している」(卸売・47歳)って、お中元、お歳暮より無意味な慣習。しかも、お礼を言いたくなるほど、高額な給料が支払われているとは到底思えないのだが……。
「社内で社長に会ったら、『社長おつかれさまです!』と大声で言わないと、後日呼び出しを受け、反省文を書かされる。反省文3回で減給、5回で強制退職」(福祉関連・30歳)
かくしてド底辺企業に相応しいダメ社員ばかりが残る!?
さて、横暴とまではいかないが、あらゆる意味で“末期症状”のトップも。
「社長はワンマンで、もう70歳以上。30代の女性秘書が、“おじいちゃんの世話役”みたいになっているんです。ある日、社長室で2人きりになったときに突然、『オムツを替えるから手伝ってくれ』とお願いされ、何事かと思ったら、実は漏らしていたらしい。手伝いを済ませたあと、『誰にも言わないでね』と念を押されたと聞きました」(印刷・32歳)
念を押したが、すでに社員の耳に入っているこの現実。聞かされた社員は相当メゲたとか。かくして、ド底辺企業の終わりなき(主に肛門付近が)熱い日々は続いていく。
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─情報元:日刊SPA!サイト様─