悲しみに暮れる間もなく訪れる現実――。家族が亡くなってから、真っ先にしなくてはならないのが葬儀の手配だ。食事やお布施を含め、葬儀費用の全国平均は約200万円。納得いく葬儀に備え、事前準備から段取りまで知っておこう。
エンディングコンサルタントの佐々木悦子さんは次のように話す。
「同じ人生の大切な式典である結婚式では半年かけて計画する内容を、お葬式では数時間で決めなければなりません。しかも臨終直後から、葬儀、火葬、自宅に戻るまでお世話をしてくれる葬儀社は、事前に探しておかない限り病院などと提携する業者に一任することに。費用の見積もりを出されても妥当かどうか判断できません。
葬儀は故人を葬り送るだけでなく、遺族がその死を受け止め、社会的に告知する意味もあります。遺族が納得し、その後の人生をしっかり踏み出せる儀式であることも大切です。 どんな葬儀がいくらでできるか、生前見積もりを無料でしてくれる葬儀社2~3社を比較し、目星をつけておくといいでしょう。
なお、夫名義の預貯金は、金融機関が死亡を確認した時点で凍結されます。葬儀代など現金で必要な費用は確保しておきましょう」
続いて、葬儀に関する数々の疑問について解説していこう。
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