インタビュー記事「北欧人の普段の一日ってどんなもの?」に続いて、今回は北欧の方達がどんな家に暮らし、人生の中でどのように家と付き合っているのかを伺いました。
<お話を伺った方>
アンナ・ニールソンさん 36歳
住宅部材製造会社(トーモクヒュースAB)勤務
シリアンスネス地区に家族(夫と子供2名)と暮らす
クリスティ-ナ・ビューレリードさん 65歳
定年退職後、元の職場(トーモクヒュースAB)にパートタイマーとして勤務
家族は娘が1人、現在はユーロース地区で1人暮らし
■アンナさんは現在、どのような家に暮らしていらっしゃいますか?
アンナさん:
私はスウェーデンのダーラナ地方にある、シリアンスネスとよばれる地区に家族と暮らしています。スウェーデンの田園地方には昔の農家がたくさん残っていて、それを購入し、改築しながら暮らすケースが多いですね。私達は1920年代の古い木造の農家を買いました。夫が大工なので、ガレージや大きなデッキを作ったり本格的なリフォームをした他、あちこち修理したり手を加えています。庭が広くて、5000平方メートルもありますが、家の値段は庭付で57万クローネ(約700万円 *2012年11月現在)ほどでした。ここに暮らして10年になります。
■家具やインテリアはどうしていますか?
アンナさん:
私達の家のそばにはイケアはないので……うちにある家具はほとんどが家族や親戚から譲ってもらったものです。基本的に家具やインテリアにはお金をかけません。どうしても欲しい物がある時はまずはフリーマーケットなどで探しますね。
譲ってもらったものばかりなので、1つのコンセプトでまとまりのあるインテリアというわけにはいかないのですが、一般的なスウェーデン家庭に置かれている家具が集まっている感じです。いまスウェーデンではアンティーク調やユーズドっぽい雰囲気のものが流行しているので、案外いい感じと言えるかもしれませんね。
ガイド:
日本では結婚のタイミングで新しく家具を新調するイメージがありますが、スウェーデンでは譲ってもらうのが基本で、お金をかけないのですね。
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http://allabout.co.jp/gm/gc/403347/
─情報元:[北欧の暮らし] All Aboutサイト様─